with my Cobby

趣味の写真・カメラを中心にした雑記、愛犬Cobbyとの散歩撮を中心にオールドレンズ記事もプラスしてアップしています。

さて何を撮ろうかな...

2019年03月25日 | 02. カメラライフ

梅・河津桜、そしてハクモクレンときれいな花の写真を撮ってきたが、​自宅近辺のソメイヨシノはまだまだツボミも硬い。でも何があるかわからないのがCobbyとの散歩なのでカメラは必ず下げている(笑)。

もちろん写真のトレーニングの意味合いもあるのでこれといった被写体がない時でも何かしら探して、時には無理くりテーマを決めてシャッターを切っている・・・かえってテーマなど決めてあるときなどの方が画面構成を考えなければまるで意味のない写真になってしまうことがあるのでトレーニングには良いのかもしれないですね。

そんな中きのうはミツマタのたぶん最後の写真を撮ってきたのですが(前ブログ参照)、ほかにもいろいろ撮ってきたので今回はそちらについてです...。

この日はD700にレンズはタムキューです。実は先日過去の写真を見返していてNikkor系のマクロレンズはハーフにしてもフルにしても7枚絞りのため開放付近では良いのですが絞り出すとすぐに玉ボケが7角形になってしまうのですね。ところがさすがにぼけのTamron 90mmマクロ・・・9枚絞りのおかげか(ケースにもおりますが)f8くらい絞ってもしっかり丸ボケをキープしてくれるんですねえ。

​​< f/8 >< f/5.6 >​
DSC_3430_uekomi_bokeh_f8.jpgDSC_3431_uekomi_bokeh_f56.jpg
​<f/4>​< f/3.2(開放) >
DSC_3432_uekomi_bokeh_f4.jpgDSC_3433_uekomi_bokeh_f32.jpg

​​さすがに上の写真でf/8のものは少し九つの角が出ているものも見られますがなんたってf/8ですからねえ、御の字ですよね(笑)。

私はあまりオールドレンズ以外では敢えて玉ボケを楽しむということはしてきませんでしたが、このタムキューの画はこんどチャレンジしてみようかなと思わせてくれました^^。

散歩の方へ戻りましょうか(笑)...

うちの狭い庭にもこのところわんさか花をつけてきましたが、いまユキヤナギがとてもきれいですね。ちょうど市役所の先にある昨年何度も「ハクチョウソウ(白蝶草)」の撮影でお世話になった場所にこのユキヤナギがたくさん咲いてましたので再び撮らせてもらいました。

まずはCobbyと一緒にと思ったのですが、車の通りもひとの通りも多い場所なので彼も気が散るのかじっとしてくれません^^。しかたなくボケさせてもらいながら参加してもらいました...

DSC_3434_yukiyanagi.jpg

しかしここのものはとても大きく花が溢れんばかりに咲いてました、うちのものとスケールが全然違います。またうちの前の公園のものと比べても一つひとつの花がとても大きく感じましたねえ、素敵でしたよ...。

DSC_3439_yukiyanagi.jpg

そして氷川神社にあるこんもりとした森の樹木、いつ来ても鬱蒼としているんですが見ると大木に寄生している蔦のような植物がたくさんあるんですよねえ...

DSC_3445_kiduta.jpg

ちょっと調べてみたんですが「キヅタ」かなというところです(不明)。これだけ寄生している木を隠してしまうのですがヤドリギ同様けして死なすことはなく共存しているんだそうです。絡みつくために根を張るらしいのですが水分・養分をそこから取り込むことはないそうですしけして主の木より上(部)に出ることもないそうです・・・すごいですよねえこの共存関係。人間も地球に寄生して生きているのと一緒・・・だから地球を死なすことなく共存していくべきとどこかのサイトに書いてありましたがまさにそのとおりですよね。

氷川神社のにゃんこも今日は一番気の優しそうな一匹だけ、ちょうどご近所さんに餌をもらっているところでしたが逆光に白い毛が縁取られ素敵に輝いていました。

DSC_3450_temple cat.jpg

せっかくのタムキュー(90mm)なのでいつか撮ったこちらの少し変わった芸術作品的な狛犬を撮ってみました...

DSC_3459_komainu.jpg

この狛犬さんは秋の枯葉や冬の雪などとても似合いそうですよね、そんな時を狙って来てみたいものですが...雪でも降れば撮るものいっぱいありますものねえ(笑)。

そしてトレーニングに欠かせない素材といえばこの時期ニラの花に変わる草花の中ではこの「ホトケノザ」です、単体で撮っても群生しているところを撮っても面白い素材ですね。あの小さなピンクの花はヒメオドリコソウの花同様にタイニー・フェアリー(小さな妖精)といった感じで面白い対象です。

DSC_3464_hotokenoza.jpg

相変わらずタムキューの柔らかい表情はさすがの一言、でも撮りようによってはけっこう臨場感を出すこともできるんですよねえ...不朽の銘玉と言われるのがわかるような気がします。

DSC_3479_hotokenoza.jpg

面白い個体を探すのも楽しいものですよ・・・Cobbyにはいい迷惑ですが(笑)。

締めはすぐ近所の生け垣にある「小枝ちゃん」です^^。

最初に見つけたときには伸びてなかった真ん中の赤い葉が随分と大きくなってきました、こうなるとちょっと可愛さ半減です(笑)。

DSC_3494_koeda.jpg

どうですキリッとした写りですよね、絞りはf/6.3です。ちょっと絞るとボケにも乱れがなく端正な写りをするようになりますね。

こんなトレーニングをしながらCobbyと一緒に江川沿いの公園、新河岸川沿いの桜並木などを巡回して咲き頃を予想しています^^。咲き出すととても忙しくなりそうです、毎年のことなんですが天気が絡むとどう回ろうかというのが悩みどころなんですよね。

今年はどうなることやら・・・。


 ※ カメラ : D700

   レンズ : SP AF90mm F2.8 Di MACRO 1:1



直射光とスカイライトの比率を思い知る...後編

2019年03月24日 | 02. カメラライフ

​​前編を書いてから幾日か経過しましたが、その間も散歩スナップはガンガン撮ってます・・・なんたって私的には「春来たりなば花遠からじ」ってところですから(笑)。

たださんざんきれいな花を撮らせてもらったサザンカや梅そして河津桜などは殆ど終わってしまいます...モクレン・コブシなどもそうですね、ソメイヨシノが出てくるまでメジャーな花のブランクが少しできてしまいます。

そして今回「光」で取り上げるミツマタもすでにあのきれいな黄色が褪せてきています、そうなるとどうするか・・・この時期は道端にもきれいな花がたくさん咲いてます・・・どこにでも見られるナズナ・ホトケノザ、そしてヒメオドリコソウなどはまさに秋口からしばらくお世話になった「ニラの花」同様トレーニングにはうってつけなんですね(笑)。

さて本題の後編です...

前編において自然光(太陽や月など)には直射光と散光がありその散光の比率が思いのほか高いこと云々を意識するということで光を読むトレーニング(及び理解)に磨きをかけてみようというのが主旨だったんですね。今回の主役である『ミツマタ』の玉ボケ写真を撮りに出かけた日がたまたま太陽が見え隠れする状況で、まさにその比率が大きく変わるシーンを同時に撮影することができたので、ほぼ同じアングルで比較することができました。

今回使用した機材はα7IIIに大好きなAi Micro-Nikkor 105mm F2.8Sをつけての撮影になりました。ホントは多少絞っても玉ボケの形が崩れない9枚絞りのSP AF90mm F2.8 Di MACRO 1:1という形もあったんですが、105mmの臨場感を期待してこのレンズに決めました。

まずは太陽がしっかり出た直射光が期待できて玉ボケもしっかり出る状況のものから見ていきます。

DSC01420_mitsumata.jpg

散光が強いといっても背景の葉に反射する玉ボケを入れるために逆光気味で撮影していますのでどうしてもミツマタの花本体が少し暗くなります。白が強いツボミの時はそれほど気になりませんが、やはりこうして黄色い花の状態ですと明暗がしっかり出てしまいます、現像時花全体を明るくすることもできますがとても不自然になってしまうためあえて光の方向がしっかり分かる状態で止めておくことにして、その後背景の玉ボケ部分にマスクを掛けて明るさを花とバランスを取りながら決めていきました。

まあ主役がミツマタか玉ボケかはたまた両方かという写真ですが...これは両方というつもりで作りました(笑)。先述したようにこの日は刻々と陽の当たり方が変わっていきましたので(風も強く苦労しましたが)玉ボケの光量も一定せず諦めかけたのですが、逆に花を主役にするにはうってつけの状況も生まれました。

明るい時は二段ほど絞って7角形のボケになってしまいますがこれが面白く、とても明るい背景の写真も撮れました。

DSC01389_mitsumata.jpg

こちらは玉ボケはあるものの背景としては適度な明るさの状態です(背景には手を入れてません)。

バランスを考えて最終的にはこの一枚が残りました。

DSC01430_mitsumata.jpg

こうして見ると逆光ゆえ主光源は直射光ではなく散光(スカイライト)になる、この状態では主なる散光が相対的に弱くなるので手前にレフ板が欲しくなりますね...実際手間を惜しまぬプロは使うはずである(笑)。

さてこうなると太陽が雲に隠れてほぼ散光になる状態はどうなるかということだが...まさしく光が全体にまわり、花を撮るならうってつけということかもしれません。

DSC01302_mitsumata.jpg

花がしっかりと浮き立ちだしました(EVFで見てますからはっきりわかります)、ここぞとばかりに光の弱くなった状況でバンバン撮りだしていきましたが、そんな中でベストチョイスがこちらです。

DSC01228_mitsumata.jpg

うまく主役の花を光がきれいに包み込む形でできあがります。

玉ボケ写真のチャレンジだったのですが、花本来の姿を美しく見せるという意味ではどちらに軍配が上がるかは正直言ってわかりませんが・・・どちらも正解のような気がします(笑)。

要はその時の光の状態でベストなポジションを探せるかどうかが『光を読む』ということではないでしょうか。

そしてこの一枚はそんな光のことを考えながら撮った「まさにこの木はミツマタだよ、この花がミツマタだよ」というような名前の由来まで表すような写真です。

DSC01237_mitsumata.jpg

花としてはベストポジションだったのですが、背景がいまひとつだったのできれいな花の色を残して背景を花の色が引き立つパープル系にと少し触っています。

最後はこれがミツマタの撮り納め、色が褪せてきてもなんとか美しさが残るぎりぎりのタイミングでしたので...まさに本日撮ったばかりの一枚です。

DSC_3407_mitsumata.jpg
(これのみD700+SP AF90mm F2.8 Di MACRO 1:1)

構図という意味合いでホームポジション~グッドポジションがあり、光が加わった画面構成という意味合いでベストポジションということができそうです・・・私見です。

新たな訓練が始まり螺旋階段を昇っていけるかどうか...いつまでも不安と楽しさが共存する写真の世界ですね。

どんどん嵌っていく不思議な世界です(笑)...


 ※ カメラ : α7III

   レンズ : Ai Micro-Nikkor 105mm F2.8S



直射光とスカイライトの比率を思い知る...前編

2019年03月21日 | 02. カメラライフ

最近何日か使って今が旬のハクモクレンを撮影してきました。​天候の違いがありますので写りが少し違ってきます...このへんが今回とても興味深く「光」を意識しましたねえ。

いくつか撮ったものをご覧いただきましょうか...

DSC01217_hakumokuren.jpg
(α7III:Ai Micro-Nikkor 105mm F2.8S)

これは午後2時半ごろに文化の森公園のハクモクレンを撮ったものです、強くはないのですが太陽が顔を出している時に撮りましたので適度なコントラストが付いていますね。

そしてこちらは日が違うのですが時間的には少し遅い午後4時半過ぎのものです。

DSC_3062_hakumokuren.jpg
(D700:Ai AF Micro-Nikkor 60mm F2.8D)

時間的に陽が傾き始めていますので黄色が少し強くなって色味がぜんぜん違うのがわかりますね。上の写真と違うのは順光ではなく半逆光で撮ってますのでそれぞれの花の立体感は出ていますね。

そして望遠マクロとやはり随分と写り方が違うなあと思ったのがこちらの2枚です。

DSC_3069_hakumokuren.jpg
(D700:Ai AF Micro-Nikkor 60mm F2.8D)

DSC_3276_hakumokuren.jpg
(D700:SP AF 180mm F/3.5 Di LD [IF] MACRO 1:1)

望遠マクロのの面白さもあるんですが、光の違いかAi AF Micro-Nikkor 60mm F2.8Dの方がシャープな仕上がりとさすがの質感描写、そして漏れてくる背景の光の出方などとてもしっくりきますね。180mmの方はピント面はシャープさの中に柔らかさをあわせ持ち良いのですが、背景が危うくグルグルと目が回りそうになり気味でレンズの味が削がれてしまいましたね・・・この危うい明るさは覚えておかないとです(実はこのへんの話が後で出てくる直射光と散光の比率の問題を含んでいそうなんですね)。

そこでアングルを少し引いてやると...

DSC_3275_hakumokuren.jpg
(D700:SP AF 180mm F/3.5 Di LD [IF] MACRO 1:1​)

先ほどのAi AF Micro-Nikkor 60mm F2.8D同様のアングルに近く面白みはなくなりますが、気になる「グルグル感」は影を潜めます^^。でもこれならこのレンズで撮る意味がないかなというところですよね、60mmの方が遥かに美味しい画になっていると思いますので・・・このへんがレンズ選びの面白いところかもですね。


☆ ここで一つ勉強したことがある ☆

太陽光は直射光ともうひとつ大きなエレメントとして「散光」を頭に入れておかねばいけないということ。太陽光が地上に降り注ぐ時に大気中の空気・水分・塵芥などの分子にぶつかり散乱する・・・この散光をスカイライト(天空光)という。

そして直射光とその散光の比率が東京では概ね1:4ぐらいだという。なんと明るさからすればレンズ二絞り分もスカイライト(散光)の方が明るいということだ・・・このスカイライトの明るさが大きいということでしばしば露出オーバーを引き起こすということがあるのだ・・・この状況を理解すればD700の「露出が暴れる」ということの理由が理解できるというものである(笑)・・・通常D700にて現像時を鑑みてヒストグラムで露出オーバーにならないような指標が露出補正(-1/3EV)と体感しており上に書いたようにスカイライトが強いと時折オーバーしてしまっていたということなんでしょうね。

またスカイライトにより直射光でできる強いコントラストが弱まるし、カラーで言えば色濁が起こることも覚えておかねばならないでしょう。

であるからして太陽がしっかり出ている時でも散光の強さを意識しなければいけないし、太陽に雲がかかっている時やまったくの曇りの時などではその散光の度合いを見極めて臨まなければ思った写真が撮れなくて当たり前ということになるのでしょうね・・・逆に言えば意識できていれば現像時の作業が理にかなった楽なものになるでしょうね。

時折空気が澄んでいるような雨上がりのシチュエーションなどは塵芥など少なく散光が弱くなりこの直射光が比率を上げてくるわけですよね・・・『光を読む』ということが少しずつ科学的に理解できてきますね(笑)。

そんな直射光、スカイライト(散光)のことをしっかり頭に入れておけば良い写真が撮れた時の「良い光」とはどういう状況だったのかが少しずつ体験とともに頭に蓄積されていくんですねえ。

そして雲が太陽を隠し気味の日に撮った・・・いわばほぼ散光の下での写真がこのハクモクレンをとても美しくしてくれました。

DSC_3260_hakumokuren.jpg
(D700:SP AF 180mm F/3.5 Di LD [IF] MACRO 1:1)

DSC_3264_hakumokuren.jpg
(D700:SP AF 180mm F/3.5 Di LD [IF] MACRO 1:1)

DSC_3283_hakumokuren.jpg
(D700:SP AF 180mm F/3.5 Di LD [IF] MACRO 1:1)

そして今回のブログ記事が「前編」となっているのはこの直射光と散光の理解が次に来る<ミツマタ>の開花写真での「例の玉ボケ写真」の本番にてなるほどと思わせてくれたので無理(無駄)な現像作業が抑えられ、なぜ思ったように写らないのかが理解でき...その限界の中での良い写真のチョイスが自分なりにリーズナブルにできたことに繋がっていったように思えました。

 なので後編へ続く...(笑)


 ※ カメラ : D700 & α7III

   レンズ :

   Ai Micro-Nikkor 105mm F2.8S

   Ai AF Micro-Nikkor 60mm F2.8D

   SP AF 180mm F/3.5 Di LD [IF] MACRO 1:1



自然光でも撮ってみた...

2019年03月12日 | 02. カメラライフ

9日・10日の土日の二日連続​近くの川沿いまで(長女・三女の)それぞれの孫と桜を撮りにでかけました、ようやく晴れましたね(笑)。特に土曜は天気も良く河津桜並木には人がたくさん来てました、葉も出てはいたのですが花もしっかりと咲いてとてもきれいでしたねえ。

孫たちも手を繋がなくてもしっかり歩けるようになっており、これからは目を離せませんね(笑)。

DSC_2886_akari_sakura.jpgDSC_2940_yu_sakura.jpg

そして動き回るようになったので乳児の​ときのように好きなレンズというわけにはいかなくなりました、AFレンズはマクロと望遠の4本ほどしか持っていないので今回はD700にAi AF Micro-Nikkor 60mm F2.8Dをつけて、どんだけ動いても追随できるように(AF-Cほか)鳥撮りの設定で臨みました(笑)。

とても天気が良かった土曜日は先日の雨の日に撮ったお気に入りの一枚となった構図もこの日はとても良い背景になってくれましたよ...​​​我慢できなくて合間に何枚か撮影してきました^^。

DSC_2839_akari_sakura.jpg 

​あの日のように緑一色なることはなく様々な演出をしてくれました、明るい・暗いなど花の状態も良かったのでポジションの選び甲斐があります。

DSC_2836_akari_sakura.jpg

​土曜日は午後から仕事が控えてましたので残念ながらCobbyとの撮影行は不可でしたが、翌日曜日の午後は孫の撮影の後カメラを持ち替えて再びCobbyとじっくり「桜&梅」散歩にでかけました。

太陽は出ていなかったので待望の自然光ということで「smc Pentax M 135mm F3.5」を持ち出そうか悩んだのですが、河津桜が待ってくれそうもなかったのでα7IIIに「SP AF 180mm F/3.5 Di LD [IF] MACRO 1:1」をつけて出発です。

まずは河津桜から...

DSC01056_kawazu.jpg

玉ボケや背景のグラデーションのバラエティは多く望めませんが、自然光の下ではポジションの制限が少なくなるし柔らかい表現ができるのがこれまた一興ですね。

DSC01066_kawazu.jpg

時間も少し遅かったので平坦な緑一色にはならず少し変化がつきます...

DSC01034_kawazu.jpg

おもわず葉が出る前に撮っておきたかったと思いますね・・・^^;)

きれいな花がわんさかあるとこも見つけられ、背景もとても良い色に仕上がります...

DSC01072_kawazu.jpg

そして梅・・・もうだめかと思ったのですが、確認のため行ってみましたが...

DSC01075_ume_yamasaki.jpg

案の定でした、上の写真はその中でもきれいに咲いているものを探したものですが、なんと花びらに付いている小さな黒い点のようなものはいわば虫たちの足跡みたいなものではないでしょうか・・・これはこれで自然界の営みですね(笑)。

こちらにも見られます...

DSC01085_ume_yamasaki.jpg

ちょっとミツバチなど虫さんたちの痕跡が見られましたが、梅では黒い背景に柔らかく浮き上がるような自然光ならではの表現のトレーニングをしてみました。

Cobbyの写真で一息つきましょうか(笑)...

DSC01089_cobby.jpg

公園中央の木道で撮りました、後ろに梅の花が見えるんですがやはり180mm・・・Cobbyと一緒に写らないのでチンチンをしてもらったんですがそれでも入らず諦めてCobbyだけ撮りました(笑)。

そしてさらに梅が続きます、そう先日Cobbyと雨の中での撮影になりやむなく撤退してきた梅林です。

DSC01119_bairin.jpg

枝はなぜか多少赤味が少なくなってきていましたが、どの花も元気よくて迷うほど^^。

DSC01146_bairin.jpg

囲ってある柵がなければ撮り放題の梅林でしたねえ・・・そこだけがとても残念。ご主人がいれば30分でもいいから撮影許可をお願いしているところです(笑)。

DSC01110_bairin.jpg

Cobbyには申し訳ないがもう時間を忘れるくらい楽しんでしまいました。奥には枝垂れた白梅もあり、ここは梅の写真にはもってこいのスポットなんですよねえ・・・ソメイヨシノが始まる前に新河岸川の紅梅・白梅も撮りに行かねばと思い出させてくれました(笑)。

そのあとCobbyの散歩の続きで行ったこの木なんの木公園にも梅が...

DSC01164_konoki_park.jpg

花の付き方はちょっと物足りないですが、唯一「これぞ梅」という素敵な背景で撮れたポジションがこれでした...惜しむらくはここに着いたのが午後5時前でもう少し明るい時に撮れればなあというところです^^。

ちょっと前では写真などもう無理という時間帯なのですが日が伸びてきましたよねえ。

DSC01188_cobby.jpg

でも公園の梅を見て回る頃には暗くなりだし、ISO感度が2000を超えだしたので諦めてCobbyを梅背景で撮り、一息入れて帰りました。

公園最後の一枚...

DSC01183_konoki_park.jpg

これでISO1000です、α7IIIはノイズに強いですねえ^^。

DSC01206_konoki_ppark.jpg

もう帰り道振り返って土手の上から撮った梅の木ですが、すでに(SS1/125で)ISO3200になってました。この状態なのでまだまだ写真撮りたかったのですがねえ・・・残念。

でもこれからは花の写真に関しては散歩の度に撮るものが出てくる季節になりました。

楽しい時間が過ごせますね(笑)...


 ※ カメラ : α7III

   レンズ : SP AF 180mm F/3.5 Di LD [IF] MACRO 1:1



雨だろうが今日は撮る!...

2019年03月09日 | 02. カメラライフ

​7日(木)きょうもCobbyを連れて家を出た途端に雨粒が落ちてきた...

曇り時々雨という予報だったがなぜ私が散歩に出る時間だけ降るのだろうか(笑)。

しかしきょうはそんなこともあろうかとD700にSP AF 180mm F/3.5 Di LD [IF] MACRO 1:1を付けて出てきました、レンズは簡易防滴にもなっていない古いタプなんですがD700は最強の防塵・防滴を誇ります・・・なのでいつも使っている斜め掛けストラップ<ピークデザイン:SL-2>のおかげで腰辺りにD700の液晶画面が上に向いて収まるので少し長めのレンズもD700を傘代わりにして下を向く形になります。撮影の際にもかなり長く大きなフードがレンズへの雨滴を防ぎ問題は少ないとなるわけです...しかし散歩の後半はそれでも心配になるほど降ってきましたが(笑)。

雨のおかげでどうやらピークを見逃してしまった感がある『河津桜』、すでに葉が出てきてしまっています。冷たい雨が続いていたので開花をいくらか遅らせているだろうと踏んでいたのですが、窓から見える(河津桜の)桜並木が随分と色づいていたので気がきではなかったんですよねえ ^^;)。

花はたくさんついていたのですが、こんな天気なので背景には気を遣いますね。空を入れれば白くなるし逆光にしても暗くなるだけなどちょっと難しいシチュエーションですね。レンズもレンズなので極力マクロ的な写真を多く撮りました。

DSC_2642_kawazu.jpg

さらに問題は「暗い」こと、なんたってこのレンズ開けてもF/3.5ですからD700のベース感度ISO200では逆光以外どこへ向けてもシャッタースピードが1/60程度しか稼げません。折角の桜なのであまりISO感度を上げたくないのですが、Cobbyを連れての撮影ではリードや散歩バッグを持っているのでブレブレの写真オンパレードになってしまいます。あえなくISO400~800でなんとか1/100を最低限度にして撮影してきました。

DSC_2647_kawazu.jpg

ほんとにこういう写真がとても多くなってしまうので、最後の切り札探しです(笑)。

土手の草を背景にできるきれいな花をCobbyをコントロールしながら必死に探し、やっと見つけたベストポジションで撮ったのがこちら...

DSC_2653_kawazu.jpg

きょうはなんとかこの一枚をモノにできたので気持ちよく帰れそうでした^^。とそんな時にわかに聞こえてくる可愛らしいたくさんの鳴き声・・・そう、メジロの群れが来てくれました!

DSC_2665_kawazu_mejiro.jpg

これがまたすばしっこくてマクロ撮影してましたから枝被りなどを防ぐためにしていたマニュアルフォーカスで追っかける羽目に、でもこちらの方がAFで花や枝にピントが行ってしまうより良かったかもです。(この写真にも枝の幹の方・左に2羽少し見えています)

DSC_2667_kawazu_mejiro.jpg

群れなして留まっているところは撮れませんでしたが、なんとかきっちり姿を捉えることができたので良しとしましょう。しかしメジロの鳴き声とはなぜこんなに可愛いのでしょうかねえ...ソフィスティケートされた声でホント素敵です。

そんな騒ぎのあとで今一度先程のベストポジションで縦位置でもトライです...

DSC_2676_kawazu.jpg

さすがに陽が差していないし土手の草に色物もなかったので背景の緑がのっぺりと単調な1色になってしまいました、太陽の光があれば向きを工夫してグラデーションくらいはついたんですがねえ・・・残念ですがこの天気なのであまり文句は言えません^^。

DSC_2684_kawazu_02.jpg

河津桜も雨のおかげでこの午後の時間でもあの乾いたような質感ではなく多少しっとりとした写りになってくれました、でもやはり良い天気の時に撮りたかったですねえ。

さて桜はこのへんで切り上げて、公園内の梅の方へも行ってみました。

こちらは最盛期かと思ったのですが、先日の見頃に入った状態とあまり変わっていなかったですねえ...花の数はそれほど多くはなかったです。

仕方なくこれまたパーツ選びに入りCobbyとくまなく梅の木を回りましたが、花の状態は良かったのですがこれまたポジション選びに大苦戦です^^;)。

DSC_2696_ume.jpg

この梅こそ自然光の場合濃い緑の背景がとても映えるんですがねえ、なかなか巡り会えないんです。

DSC_2704_ume.jpg

そこそこいい具合のところはあるんですが、そうするとうまくきれいな花がないとか・・・こればかりは運ですから仕方ないですね、まさに写真も「一期一会」なんです。

DSC_2718_ume.jpg

そうこうしているうちに雨足が少し強くなってきました。

切り上げることにして近くの四阿でおとなしく付き合ってくれたCobbyへのご褒美におやつをあげながら、トリミング後の写真がなかったので梅をバックに一枚撮ってあげました...

DSC_2726_cobby_ume.jpg

望遠の部類に入るレンズゆえ背景の梅までの距離がありすぎて花がボケすぎ「梅」とはわからなくなってますが、Cobby自体はスッキリと若返った姿がバッチリ撮れてますね(笑)。

でも彼の両親(ウリ♂&ヒメ♀)のいるHARUさんにこの写真を見せたらずいぶん大人びてきたねえと言ってました、Cobbyもちゃんと成長しているんですねえ^^。

このあとCobbyの散歩にならなかったのでしばらく好きな方向へ付き合ったのですが、さすがCobby!ご主人様の目的を理解しているようでこの地域の一番の梅林へ向かってくれました..

DSC_2737_ume_hatake.jpg

これですから花は選び放題だったです(笑)。まあ柵に囲まれてますのでどれでもというわけにはいかないのですが、近場の綺麗どころを選んでカメラを向けてました。

DSC_2759_ume_hatake.jpg

こちらのは種類が違うのかご覧の通り枝の色まで違います、真っ赤なんですよね、きれいだったですよ。

とシャッターを切り始めるやさらに雨が強くなってきました、もうレンズを少しでも上に向けると雨が入ってきそうなくらいです・・・せっかくいい場所へCobbyが連れてきてくれたんですが、断念せざるを得ない状態でした。

腰のカメラをかばいながらCobbyの散歩を完遂して家まで戻りましたが、今年の梅~河津桜までは雨に随分と阻まれましたねえ。まだ花はしばらくは続きそうなのでなんとか休みにチャレンジできればいいのですが・・・。

天気に期待しましょう.....。


 ※ カメラ : D700

   レンズ : SP AF 180mm F/3.5 Di LD [IF] MACRO 1:1