4月11日、なんと前後一週間でこの日だけ雨というタイミングで職場の同僚達と桜見物のため遠出をしました(笑)。
午前3時過ぎ所沢の同僚三人とともに車で出発、目的地は『高遠城址公園』だ。途中談合坂サービスエリアでは素晴らしい満開の桜を満月とともに眺め、とても良い気分になる。ところが諏訪に近づくにしたがい雨が降り出した、まあ天気予報で見てきたので覚悟はしていたがこんなに早く降り出すとは思わなかった。
そして高遠城址公園の駐車場へほぼ一番乗りした時入り口で係の方から「まだ数輪しか咲いてませんが・・・」と言われる。この広い公園に<数輪>である!
が~ん!!!!
一同顔を見合わせてしばし無言、でもさすがに二人の行動派の女性がいたおかげですぐさまUターンをさせてもらった(笑)。どうする?という話になったがササッとスマホを当たって「山高神代桜に行ってみる?」となった、自分も撮影行の時は持参する手元のiPad Miniで調べたらなんとこの3日前くらいに満開宣言が出ていた。ここからは天気の「雨」以外はすべて絶好調に進んでいきました...ということでタイトルのように山梨桜紀行と相成りました(笑)。
高遠から山梨へ入るまでには雪まで降り出す騒ぎでびっくり、
「雨より雪のほうが絶対いいよね」なんて言って盛り上がっていたのだが、山梨へ入り「道の駅はくしゅう」に着く頃には雨になってしまい一同ガックシ。
| 道の駅では朝イチということもあり新鮮な野菜がたっぷりと置いてあり女性陣主導で買い物が始まった、うちだけではないんですね(笑)。私はとても柔らかい南アルプスの湧き水をペットボトルに入れて持ち帰りました。 |
さてなんやかんやあって最初の桜目的地「神代桜」のある実相寺に着いたのがまだまだ余裕の9時過ぎ、満開とはいえ雨の火曜日、人は皆無ではないがそれほど溢れているわけでなく丁度いいくらいだった。男女4人でのんびりとまさに桜三昧が始まった…
神代桜に一番近いたぶん民家の私営駐車場だと思われるところへ車を置いたのだが、すぐそこからいきなりこの勇姿だった...
素晴らしかったですねえ、見渡してもどの桜も見頃ろだ。まずは正門へ向かうのだが、途中低い塀の上からたくさんの水仙越しに素敵な桜の景色が見られる。
天気が良ければこの桜の間から南アルプスの素敵な姿も見られたのであるが・・・雨ですからねえ。
もうどちらを見てもさくら・サクラ・桜である(写真中央の二人は同僚の女子と先輩である)、ワクワクしてきますね^^。ただし桜の写真は「枝ぶりが命」、上を向いて撮ることが多いんですよね。もうレンズが濡れて雨滴との戦いでした(笑)。
「神代桜」…まさに威風堂々と云ったところ。
何度か雷に打たれて枝を折られているそうですが、このどっしりとした幹はさすがに樹齢二千年ともいわれる程はあります。花もみごとです...
エドヒガンの古木だそうですが、花にボリュームがあってとてもみごと。周りの桜に「俺について来れるか」と言っているようです。
他の桜もきれいなんですが、やはりここへ立ってみると神代桜あっての実相寺ということでしょうねえ。枝ぶりも唯一無二です、
生憎の雨の中ではありますが日本三大桜の一つをモノにできました。(滞在時間:約50分)
最後に実相寺の立派な桜たちを目に焼き付けて次の目的地へ向かいます…
今回私はコースに全然関与してません、というかこの山梨には桃の季節によく来る御三方のようで今回はすべておまかせです(笑)。ということで車で少し走り連れてこられたのが「桔梗信玄餅」で有名な桔梗屋本社工場だ。
いわゆるアウトレット目当て、よく知られる「信玄餅詰め放題」などをやっているところ。たくさんの車が止まっていて驚いたが、入ってみると既に詰め放題が終わっていた(^^;)。でもそこにはあらゆる菓子が所狭しと並んでおり、すべて安い!おみやげに幾つか購入して来ました。
時刻は12時少し前、お腹が空いてきたので昼食にしようということで向かったのがこちら…
うどん・ほうとうで結構有名だという「皆吉」さんへ。おしゃれな古民家風な佇まいでいい雰囲気でした。
みなでほうとうやうどんをいただきましたが、できるまで結構かかります(笑)。のんべの先輩がワインのお伴に頼んだとても美味しい「鳥もつ煮」などを一緒にいただきながら…待ちに待ったほうとうが登場。
富士山へ行った時に近くで食べた時のものと麺がちょっと違いよく見る一様に平たいものではなく、ねじれたように太くなった麺だったがこれがとても食べやすく美味しかったです(写真は私の頼んだ豚ほうとう)。野菜も肉もたっぷり入ったとてもボリューミーな一品で美味しくお腹が膨れました、納得の1,500円也。
昼食を終えて午後は桜名所2箇所目を目指し出発です。
慈雲寺へ続く...