ZeissのDistagon T* 1.4/35でトレーニングを始めたが、D700でこうした明るいレンズをつけているとほんとにファインダーが見やすいですね。実はこのレンズを手に入れようと思ったのはある作例に感銘を受けてのことだった。
その写真はポートレートを中心に写真を撮っているハイアマチュアの方のものだったのだが、いくつかのポートレート作品が紹介されておりD800、D800EなどのカメラとともにD700で撮られたものがあったのです。その写真がとても素晴らしかったんですよねえ、カラーもモノクロもともに私の心をガッチリ掴んで離さなかったです...力をつければD700でこういう写真が撮れるんだと妙に興奮したものです(笑)。
その方のカメラ機材の遍歴がすごいんですね、D700・D800・D800E・Df・D4SそしてD5とNikonのフラッグシップまでたどり着いているんです。レンズレビューなどを拝見しても詳細な内容で知識の豊富さと経験度の高さを知ることができるものでした。そうした中でたくさんの写真を拝見していてやはりこれだと思う写真たちがD700なんですね、レンズが違えど私が好きな(良いなと思う)写真がみなD700なんです^^。
これも私がD700を手放せない理由の一つでもあるんですね、いつかはこういう写真が撮れたらなあという・・・。
それらの拝見してきた写真の中でDistagon T* 1.4/35もそうなのですが、もう一本「これいい写真だなあ」と思わせてくれたのがやはりD700につけて撮られたもので「Makro-Planar T* 100mm F2」だったんですよねえ。
まあこれが調べてみるとDistagon T* 1.4/35と双璧を成すかの如きZeissの銘玉と言われているようで、まさに納得という思いでした。このレンズもできるだけ早いうちに手に入れたい一本ですね。
ただ不思議だなと思ったのがD800・D800E・Df・D4S・D5とそうそうたる歴代の「いいカメラ」たちによって同じ人に撮られた写真を見ていて私にとってのいい写真がD700で撮られたものばかりだったのがとても意外でした。もちろん他の写真が悪いというのではなく、クオリティとしてはとても高いものなんですがこれが写真の「好み」なんですね。これはとてもためになりました、「いつかはD810」とずっと思っていたのですが・・・ずいぶんとそちらへの物欲が沈静化してきました(笑)。
ただし問題もあるんですよねえ、Makro-Planar T* 100mm F2あたりだとちょっと古いレンズなのでぜんぜん問題ないのですが、いまの望遠をグレードアップしようかと同じTamronの「70-210mm F/4 Di VC USD」や「100-400mm F/4.5-6.3 Di VC USD」などを候補に上げても『電磁絞り対応』なのでD700が対応できないのですよね・・・これは悩ましいです。新しいレンズにD700が対応できないということがこれからずいぶんと起きてきそうです、まあ付けられなということではなくピント・ズームなどに若干使用制限が出てくる(ちょっと面倒に)というだけなんですが・・・。
かといってメインカメラをSonyのα7シリーズに持っていくかといえば・・・まずそれはありえないだろうなあと思っています・・・α7IIはまた違う楽しみ方ですものねえ・・・。
まあ今のところはレンズですね、手持ちのものの得意なシーンの見極めなどや使いこなしをマスターしながら好きなレンズを少しずつ手に入れていこうかと思ってます。
そんなわけできょうはZeissのmakro-planar 100mmと競合しそうな手持ちのAi Micro-Nikkor 105mm F2.8Sを持ち出してみました。
α7IIに付けて持ち出したんですが、まだまだ被写界深度の感覚がいまひとつでしたねえ。
頑張らねば...
※ カメラ: Sony α7II
レンズ: Nikon Ai Micro-Nikkor 105mm F2.8S