少し前ですが日曜日の休みα7IIIにDistagon T* 1.4/35 ZF.2付けて歩いてみた、830gのこのレンズ650gと軽量のα7IIIに付けるとやはりズッシリとした重みで肩から下げてもD700時と変わらなくなる ^^;)。
幸いにもこの日は天気が良いだけでなく、午前中に予定していた法事もあり朝早く起きていたので時間的にも午前7時台の日の出直後とまではいかないが気持ち良い朝の光の中でのショットとなった。
相変わらずピントの山がつかみやすいレンズである・・・α7IIIのファインダーも「T*」コーティングでとても見やすいのも加わりピント拡大の出番も少なくなりそうだった。
朝焼けの残る江川での一枚。
いかにも風景には使いたくなるレンズと思わせてくれます。
朝の冷え込みを感じさせる「霜」。
地表わずかな高さしかない草だが立体感豊かに描いてくれる。
以前初代α7でオールドニッコールを試したところ。
トタンの質感もなかなか、青空との色の対比もいい感じかな...手前の細かな枝ものっぺりとならず好印象だ。
とここまで来ると目的はロウバイである。
花盛りとは遠く縁がないかのようなまばらな状態だったので少し寂しいが、そのまばら加減がかえって愛おしさを誘っていた。
時間的に逆光なのでただでさえこれだけ少なく小さな花ゆえ条件はとても厳しい。
でも少し絞りを開けてみると小さな花びらを透けて通る光がうまく花を引き立てている。
背景が少し汚くなる...そのためこの写真のみ「Lumiar 2018」にて更に調整した、ラディエンスの調整で背景を少し沈め、温かみを加えてロウバイの花に目が行きやすくしています...そのため少し色味が変わって見えますが、非常にスッキリしました。)
こういうシチュエーションではα7シリーズを使ってきて暗部のノイズが気になっていたのだが、IIIになってノイズ感が影を潜めているのには驚いている...でもこの写真はもう少し絞ったほうが良かったかも(笑)。
こんなに気持ち良い天気・空なんですがねえ...
まだまだ使い込み不足なのは明らか、特に絞りの「会得」ですね。
でもこのレンズの素性の良さは誰が見ても明らか、planar T*1.4/50 ZFと置き換えるくらい使っていかないと美味しいところを増やせないでしょうねえ^^。
D700よりは機動力が高くなるのでどんどん持ち出さねばです...
※ カメラ : α7III
レンズ: Distagon T* 1.4/35 ZF.2