このところ母の手術の件でバタバタとしている。きょう午前11時ころに始まった大きな手術は長時間におよび、ようやくICUのベッドに落ち着いたのが午後6時半、なんと8時間近く手術室に入っていた・・・なんとか術後の様子が良ければ一両日中には一般病棟へ移れるとのことでホッとしている。
さてきょうの写真は先日Distagon T* 1.4/35 ZF.2をα7IIIに付けた日の午後の散歩のものである。レンズはMicro-Nikkor 105mm F2.8だ、派手さはないが臨場感が豊かなこのレンズをα7IIIがどう料理してくれるのかが楽しみだった。
西日を受けた地元諏訪神社であるが、f/5.6くらいだと非常にシャープに像を結んでくれます。陰影も強めなのでのっぺりせず狛犬の自然な位置関係を見せてくれます。
そして氷川神社のにゃんこたちが続きます...
新顔ですね...何故かシャッターを切っていたらぺろっと舌を出してきました。ひょうきんな猫で、これから期待できるかもしれません(笑)。
この辺の微妙な写りが良いですね、直射日光がない自然光だけの状況での臨場感は抜群です。
お皿がたくさん並んでますが近所の奥さんがにゃんこたちに食事の用意をしているんです、写真をよく見ると野良とは思えないふくよかさですよね(笑)。
きょうはたくさんいました...
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左のニャンコはあまり見ないのですが、ここではボスの貫禄を披露してました^^。 |
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またこの神社の裏にある原っぱにも、ニャンコたちがいます。
それぞれテリトリーがあるのか、このニャンコはこちらのエリアでボス的存在のようなんですよねえ。
後はこちらは一匹だけかと撮り終えて移動を始めると...
道路をてくてくゆっくり歩いてくるニャンコが...いましたよ!あの大好きなニャンコが。
ご近所の奥さんの話で死んだとばかり思っていたのですが、こんなに元気でした。道路の反対側から撮っているんですが、Cobbyを見つけて例の毛を逆立て威嚇を始める様も相変わらずでした(笑)・・・良かった、良かった。またたくさんいい写真が撮れると分かって安心しました^^。
ここからキラリ☆ふじみにかけては草木や花が楽しいんです、
何気ない植え込みも葉が元気だと足も軽やかになります...
クリアで立体感も感じさせてくれる画になります。ピクチャースタイル(風景など)を使った時の色の乗り方が先代のα7IIより強めでこってりな感じです、私としては「カメラライト」あたりが素直な感じで好きですね。
こちらは市役所前のサザンカを半逆光でちょうど花に西日があたっているところを開放で狙いました。
もうサザンカも終わりに近づいています、公園などにも色気がなくなりつつあるので少し寂しですね。
これも開放なんですが、Super-Takmarでも何枚か撮りましたが、Nikkorはボケてもなんとか形がわかるようなボケ方をしますね。この105mmでもそういう傾向がありそうです、TamronやPentax(Super-Takmar)のようなとろけるような柔らかさと一線を引いた感じですね。
そしてクリアな画とはいえやはりどこか個性を感じさせるところが気持ち良い一枚がこちら...
風がほとんど無く池の水面が鏡のようになっていたのでシャッターを切ったものですが、繊細というよりは質実剛健というような写りです^^。
最後は帰り際、すでに暗くなり始め、まんまるの月が昇ってきた時間帯の一枚です。
なかなかいい色の出方をしてくれます。α7IIまでだとボツになりそうな写真がノイズ感もなく非常にクリアに描かれます。
やはり今までと少し違いますね、色のあっさりからこってり気味になっている感じです。現像次第ではあの先代α7IIの臨場感豊かな写真を上回る可能性は期待大ですね。
※ カメラ : α7III
レンズ : Ai Micro-Nikkor 105mm F2.8S