このところテーブルフォトというまではいかないが、いわゆる物撮り的な写真を撮るときにいままではD700を使うことが多かった。だが最近はちょっとしたものは(Coolpix)P7100...いわゆるコンデジで済ませることが多くなってきた。
そう、Web上で大きくしないで見るくらいだとそれで十分なときが多いからと自分では「めんどくさい」の言い訳のようにして済ませてきました。ところが先日ひさしぶりにD700にお気に入りのplanar T*1.4/50 ZFを付けてX-T2を撮る機会があり、それもP7100で撮ってた途中に切り替えて使った状況ができたんです。
するとその画の違いにやはり当たり前のことですが新鮮な驚きを感じてしまいました・・・というか納得してしまいましたねえ ^^;)。
逆に言えばコンデジも使い方でずいぶんと頑張れるとも言えるんですが・・・。
こちらがCoolpix P7100の画像です、
三脚を少し離してズームで35mm換算76mmでの一枚です。(P7100のズーム域は24-200mm相当です)絞りを最大のf/8にしています。
ちなみにライト(1灯)や背景紙などの条件は変えていないです。どちらもRAW撮りの後Lightroomにて現像・調整してあります。
そしてこちらがD700+planar T*1.4/50 ZFです。
D700は50mmなのでカメラ全体が入る近場からf/16まで絞って撮影しています。
少し角度が違うので比較は厳しいのですが、やはりD700のX-T2の方がリッチな質感ですよね。階調が豊かというかグラデーションのかかり具合が桁違いなところでしょうか。
フルサイズと1/1.7インチのセンサーを比べる暴挙と言えますが、それからするとP7100は随分と頑張っているなあと思います。2008年のD700に対し2011年のP7100でコンデジと言えどNikonのフラッグシップモデルでしたからRAW撮影もできて一眼並みの豊富な機能設定が可能です。軍艦部を見ていると写真のX-T2と同じぐらいアナログ的なダイアル・ファンクションキーが用意されています。
また中・望遠域の画像がとても良いんです、家族で行くディズニーランドなどでは大活躍ですから(笑)。
これは望遠端35mm換算200mmで撮ってます。
これなんかは換算40mm程度で、ISO800・f/3.2・1/4で手持ち撮影です。
今どきの携帯でも撮れる、いや夜でももっときれいに撮れるかもしれませんが、こんなに頑張ってくれているので手放せません(笑)、最後の原色CCDといわれて色味も良いんですよねえ。
思い起こせばAmazonにて底値で手に入れて(当時2.5万ほど)、家族の写真が綺麗だったので三女に取られ...いま使っている写真のP7100はキタムラの中古で1.5万程度で再度購入した経緯があるカメラです。
もう手に馴染んでるなんてもんじゃ足りないくらい気に入っているカメラです。
壊れるまで使うでしょうねえ...
※ カメラ : D700 & P7100
レンズ : planar T*1.4/50 ZF