秋らしくなってきてこのところだいぶ気温が下がってきています。
休み明け月曜日だったか職場近くの畑の縁に大きなサザンカの木があるんですが随分と花がついてきたのでちょっと見に行ってみると、これがどの花を見てもいい状態で咲いており見事の一言だった。
こりゃ明日にでもカメラ持ってきて撮らなければと思ったのだけれど、その翌日家を出るまですっかり忘れており職場についてあららであった。そういう時に限って夕方にはひときわ大きな満月が地上近くに出ており、まさに感動的...2倍悔しい思いをしてしまいました。
その翌日にようやく車にカメラを載せて出かけることができたんですが...この二日間という時間はサザンカにとってはまさに見頃の最盛期を迎えていた二日間だったようだ。
カメラを構えたその前にはあの「どの花見てもきれいだね」状態のサザンカは既になし。もちろんきれいに並んだサザンカの木に花はたくさん咲いておりきれいな花は探せばいくらでもあるのですが、昨日までの「どの花見ても...」という状態をわずかに過ぎてしまったのでした。
あの状態を頭に描いていたものですからα7IIIに付けたのが50mm標準レンズだった、盛りを過ぎると当然花びらがしおれ、特にサザンカは早めに茶色く変色してしまいます。花びらが散って落ちるまでは時間かかるんですが、あのきれいな状態はそうそう長くないんですよねえ。
ササッと撮って仕事に移れるだろうと思っていたのですが、思いのほか花をみつくろうのに時間がかかり予定時間ギリギリになってしまいました(笑)。
なんとかアングルを工夫して数カット撮るのがやっと、まさに花の命は短くてを見せつけられた思いでした。
それでも付けたレンズがplanar T*1.4/50 ZFだったのでまだ救われた感じです。午後3時前だというのにとても暗く、この撮影時間20分ほどでしたが終わり頃には雨が降り出しました。
開放からf/2.8くらいでなんとかISO100をキープでき...とはいえ影になる暗い部分ではシャッタースピード1/8秒なんてカットもありました、もうα7IIIの手ブレ補正におんぶに抱っこ状態ですね(笑)。
これがそのSS 1/8のカットですね、まあさすがにα7IIIブレは見られません。
さすがと言えばこのplanar T*1.4/50 ZF...コントラスト・色乗りなどその絶妙な『味』にはブレがありませんねえ。このときのカットは全てと言っても良いくらい現像作業といってもシャドーを少し強めるか逆にコントラストを少し弱めるかくらいですぐにjpegに書き出せます。
まさに手間いらずのレンズです^^。
これなんかも大きな木の奥にあったのでSS 1/13ですね、体勢も不安定な場所だったのでよく写ってくれました(笑)。
やはりこのplanarは背景に暴れさせないように気をつけてやるとその開放の柔らかさがとても光るレンズですね。
これなんかはもう暴れる寸前です(笑)。枝葉の間から抜ける光がいい感じだったのですが、やはりもっと寄れる場所のほうがより効果的でしたね...これが寄れる限界でした^^;)。
こんなに気温が急激に下がってくるといつもの秋を味わう地元のスポットも早いうちに見ておかないとすぐにピークを過ぎてしまいそうですね。
Cobbyを連れてちょっと遠出をしますかね^^。
※ カメラ : Sony α7III
レンズ : planar T*1.4/50 ZF