黒川温泉(樹やしき)~朝日台レストハウス~由布市
九州4日目の朝は少しだけゆっくりでした。
今日の移動は最終目的地の九州5県目大分は湯布院までなので
もう目と鼻の先なのです。
昨夜tvの天気予報で九州地方に雨雲が接近しているといっていたが、
ここ黒川にも朝から小雨が・・・。
「雨の湯布院もまたおつでいいかな」なんて思いながら朝風呂へ。
立ち湯に浸かり、目が覚めま~す。
しかしこの掛け流しの温泉が非常に熱いのです。
<お客様へ>の注意書きを読んでなかったので、
昨晩入ったときになにげに手で受けてヤケドするかと思いました。
飲用もできるのですね、よく冷ましてお飲み下さいとありましたが・・・。
昨日は気づきませんでしたが、ひしゃくもありました。
朝風呂が済んで昨日の食事処「あみだ」へ朝食をいただきに。
こういう離れに泊まると雨の時など部屋からの移動の時に濡れそうで困りますね。
しかし部屋を出るとすぐ目の前に宿の傘が用意されていました。
昨日こんなの無かったけど・・・。
さすがですね。
朝食はおかずが10品ほどありましたが、みなヘルシーなものばかり。
さすがに昨日あれだけのボリュームのある夕食をいただきましたので、
全部は食べられませんでした。
窓の外の緑を見ながら気持ちよくいただけました。
「雪」も良いでしょうね。
おかずの中に作りたての豆腐がありましたが、
これがたいへん濃い味で美味しかったのです。
食後部屋で珈琲をいただきながら一息ついたらチェックアウトです。
「いやしの里 樹やしき」、たいへん寛げました。
スタッフがお若い方が非常に多く私たち世代にはちょっと「ホテル?」となりましたが、
ゆっくり連泊したいくらいの宿でした。
さあ樹やしきを出発して湯布院へ向かいます。
雨なので昨日までのペースでは走れないかなと思いつつハンドルを握る。
車は少ないのだが、やはりこの天気・・・しかたないか。
442号線を進み瀬の本の交差点を左へ、11号線・やまなみハイウェイを一路北へ向かいます。
久住高原ロードパーク入り口を過ぎるともう大分県です。
標高が上がるせいか道がクネクネしてくるし、加えて雨が、そして霧が立ちこめてます。
そんななか見えてきました「牧ノ戸峠」の標識です。
標高1330メートルやまなみハイウェイの一番高いところです。
でもほとんど何も見えません。
駐車場に車を止めてちょっと一息、ちょうど午前10時。
中間地点の朝日台レストハウスに着いていなければいけない時間でした。
雨なので無理はしません。
私たち以外に車が1台停めてありましたが人の気配が無し、もしかして登山かな?
案内板を見るとここから行けるコースが結構ありました。
さすがに気温も低くこの峠で小雨と風に当たっていると体はとても冷えてきます。
すぐに温かい車内へ戻り出発。
走り出してすぐ、まだ道ばたに雪が残っているのを発見。
やはりここは寒いんだ~!
牧ノ戸峠から少し下るような感じで着いたのが「長者原」。
濃い霧からは抜け出たのですが見晴らしは悪い。
でもなぜかこういう茶色の多い山では雨の方がかえって少ししかない緑が
引き立つような気もします。
小高い山もてっぺんは隠れてしまっていました。
長者原を過ぎると「← 九重“夢”大吊橋」のサインが、快晴だったら寄り道したのですが・・・。
そうこうしているうちに朝日台レストハウスへ10時18分に到着、近かった。
天皇皇后両陛下もいらっしゃったのですね。
レストハウスに入るとすぐこの看板が、湧水と聞いたらもう飲むしかないでしょ。
と妻と二人で眺めの良さそうなカウンターの奥の方へ。
ん~、ロケーションとしては最高なのだがいかんせんこの天気では、残念。
スタッフの人に「天気だといい眺めなんでしょうね」と話しかけると、
後ろの大きなパノラマ写真を指差していました。
久住連山を見渡せる素晴らしい景色です、外に望遠鏡も置いてありましたものね。
そんな話をしてたら珈琲ができてきました。
器もオシャレで口当たりも柔らかく美味しかったのですが、
さすが高千穂峡の石の蔵にはかないませんね。
さて、ここで小休止をとったあとは「蛇越峠」経由湯布院です。
空模様は小雨が降ったりやんだりでしたが、由布市に入るころからまたもや霧が・・・。
大分自動車道を調べたときに「霧」による運転の注意をずいぶんと見たのですが、
このへんは本当に霧が多いのですね。
蛇越峠の案内板も見えたのですが、霧で視界が50~60メートルぐらいしかないので
蛇越峠からの「湯布院一望」はおあずけとなりました。
地元の車もずいぶんと目にするようになり、観光地らしい施設も見え始めます。
目的地「湯布院」はもうすぐそこです。
でもこのこのくらいの雨でよかった。
小雨の湯布院を楽しみに・・・散策へつづく。
「朝日台レストハウス」地図
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