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趣味の写真・カメラを中心にした雑記、愛犬Cobbyとの散歩撮を中心にオールドレンズ記事もプラスしてアップしています。

Tamron「35mm F/2.8 Di III OSD M1:2」がやってきた...

2021年08月03日 | 00. 愛用カメラ機材

久しぶりの記事はレンズのNewcomer「35mm F/2.8 Di III OSD M1:2」についてのお話です。

Sony 純正のレンズも最近は買ってないですねえ、もっぱらオールドレンズばかり^^;)。

そんな状況のなかここ一年くらいずっと気になっていたレンズがこの「35mm F/2.8 Di III OSD M1:2」なんですね。ボケのTamronが出してきたEマウント用の三本の広角系レンズの一本ですね。Sony純正の35mm「FE 35mm F1.8」は発売と同時に手に入れていますが、とても良くできたレンズでちょっとした旅行やイベント、もちろんスナップなどではとても重宝していて出掛けるにもこれ一本でなんとかなっちゃいますからね。

そんな同じ画角のレンズをまたもや「中古」ですが手に入れてしまいました、それはなんと言っても「とことん寄れるレンズ」というところでしょうかね^^。

《 35mm F/2.8 Di III OSD M1:2 》

 光学系構成 : 8群9枚
 焦点距離 : 35mm
 最短撮影距離 : 0.15m
 絞り羽根枚数 : 7枚(円形絞り)
 F値 : f/2.8~f/22
 フィルター径 : 67mm
 マウント : Sony Eマウント
 重量 : 210g

TamronのEマウントシリーズは善し悪しは別としてマウント径が67mmに統一されていてフィルターなどの使い回しの勝手は良いですよね。大きさ的にも写真のようにカメラ構えるのにちょうどよいサイズ感です。

また「M1:2」という型番から分かるようにハーフマクロです、ここから「とことん寄れるレンズ」という言われ方をされるんですよね。最短が15cmですからねえ、Sonyの「FE 35mm F1.8」も寄れる方なんですが<22cm:0.24倍>ですがこのレンズは<15cm:0.5倍>ですから寄れて大きく写るというわけですね。

これ最短で撮ったものですが、まさにマクロです。さすがに35mmという焦点距離からかタムキューのような背景を色に変えてしまうほどのボケではないですが、なかなかいい雰囲気に撮れます。

何枚か最初の散歩撮で撮ったものを上げてみましょうか...

[アサガオのツル]

(f/2.8, 1/160, ISO100)

[サルスベリ]

(f/4, 1/100, ISO100)

[木槿の花]

(f/2.8, 1/125, ISO100)

[キラリ☆ふじみ]

(f/8, 1/20, ISO100)

[ノウゼンカズラ]

(f/2.8, 1/80, ISO100)

[常夜灯]

(f/2.8, 1/125, ISO100)

いかがでしょうか...

とても安いレンズの割にそこそこな写りをしてくれます。[サルスベリ]などはMF(マニュアル)にして最短で寄って撮ってますが、早朝の色がしっかり乗っていながら「広角マクロ」的にいい感じに周辺を取り込んでくれます。これだけ寄ってますから1段絞っていますがその周辺のボケもTamronらしく柔らかなボケ方で好感が持てます。

やはりなんと言っても15cmという最短撮影距離のハーフマクロというのはありがたいですね、このレンズの最大の強みではないでしょうか。最短15cmから無限遠までの35mmですからまさに足で稼いでイメージをいろいろ膨らませて写真を楽しめるのではないでしょうかね^^。

ただしこのレンズの安い要因である点も注意しないとです...^^;)。

「OSD」とあるように上位レンズのような「USD」ではなくいわゆる古いレンズに多かったDCモーターなんですね。最新のものだけに「音」に関しては静粛性は高いですが、迷うことも多いです。

私の感覚では手持ちの古いマクロ兄弟「SP AF90mm F2.8 Di MACRO 1:1」と「SP AF 180mm F/3.5 Di LD [IF] MACRO1:1」などと同等な感触です^^;)。タムキューの方はまだリミッターが付いてますから良いですが、このレンズを使うときは撮影後に次のシャッター切る前に4~5m程先にAFを合わせておく...くらいの準備の癖をつけておいたほうが良いかもです...さもないと上記の古いAF望遠マクロ並みにAFが長々と行ったり来たりを繰り返しそうです(笑)。

それと私のレンズはアップデートが済んでいなくて「Ver.01」でしたのでTamronいわく『合焦していないにも関わらず合焦マークが点灯してAFがストップする』という症状が出たりするそうで、すぐに「Ver.02」にアップデートしておきました。

それとTamron推奨設定はカメラの「各種レンズ補正」をONにして使ってくれとなってます。このへんは私も「オート」にして対応してますが、その出力としてのRAWをLightroomで現像していると...特に開放で...調整していて変に周辺が明るくなりすぎたりと、Lightroomのレンズプロファイルを外した方が撮影時の印象を保てる場合が結構あったことも事実です、このへんは現像時要注意ですね。

まあモーターを「USD:超音波モーター」にしてせめて便利な「フォーカスホールド」ボタンを付けてと欲を出せば高額になるだけなので、レンズの美味しいところを「工夫と知恵」でより楽しむというスタンスがなんと言っても楽しい写真上達の道ですからね...そうして味わっちゃいましょう(笑)。

今回はそんな恐ろしく寄れて大きく撮れる35mm「35mm F/2.8 Di III OSD M1:2」の話題でした...^^。

2021年8月 文化の杜公園ほかにて
カメラ:α7III
レンズ:35mm F/2.8 Di III OSD M1:2



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