讃岐うどんやラーメン食べ歩きと、旅のブログ

讃岐うどんの食べ歩きが好きです。また国内・海外問わず旅が好きなので、ぼちぼち書いていこうと思います。

史跡「城山横穴群」福岡県田川郡福智町 と 平成筑豊電鉄ことこと列車

2022-03-29 20:00:00 | 旅行
 こないだ、JR九州ウォーキングで、平成筑豊鉄道の赤池⇒金田を歩いたのである。ゴール近くの金田で「城山横穴群」(じょうやまよこあなぐん)を見物した。


 特に入場料とかは不要です。城山横穴群は、6世紀前半~7世紀前半に作られたと思われる、横穴式墓地群です。前方後円墳などの大型古墳は、3世紀~6世紀ごろといわれていますが、後期になると古墳が小型化されていきます。そういう時代に作られた集団墓地で、福智町教育委員会の調査によると、222基の横穴墓と12の墳丘を確認したとのことです。


 墓の近くまでは行けますが、がっつり固めてあり詳細は分かりません。


 引いて撮影してみると、中央部分の横穴は発掘後、コンクリートで蓋をしたようです。それと、樹木を伐採し斜面を固めていることが分かります。しかし、222基の墓数と12の墳丘には程遠い数なので、その両側にも古墳は広がっているものと思われます。
 

 なんだ、これじゃ墓内部の様子が全然分からないじゃないかと思ったら、横穴内が再現されていました。レプリカ内部には入れないのですが、こういうところに亡骸を安置したようです。


 東京にいたころは埼玉県の「吉見百穴」(よしみひゃくあな)に行きましたが、あちらも墓の数は219基あるので、城山横穴群と規模的には大差ないように思えます。しかしながら、吉見の方は軍需工場として内部を活用した歴史があり、工場跡の洞窟内に入ることができます。横穴墓も開けられたままになっており、一部は入ってみることも可能です。入場料はかかりますが、それなりに管理・運営されています。

 関東地方と九州の筑豊では人口が違い過ぎるので、これ以上の活用は難しいのかもしれませんが、今回のウォーキングで存在を初めて知りましたので、せっかくの史跡が少しもったいないかなと思いました。

 福岡県田川郡福智町金田715-1他 Pあり(めっちゃ広い)

 平成筑豊鉄道 金田⇒直方方面の電車を待っていたら「ことこと列車」がホームに入ってきた。これは、平成筑豊電鉄が運行する、レストラン列車です。これは、ことことゆっくり走る特別列車の中で、優雅にフレンチをいただくという趣向だそうです。(乗ったことはない)


 乗って帰ったのは、1両編成の車両です。ワンマン・後ろ乗り・前降りで、降車時に運賃を支払う方式です。駅で切符が買えなかったときは、降車時に運賃箱にお金を入れます。バスみたいな乗り方です。

 車体や内装に宣伝がたくさんあります。目についたのが、吊革に「へいちく※大好き、なまら北海道だべさの会」があったこと。気になって調べてみちら、鉄道模型クラブのようでした。地元企業以外にも、こういう趣味のクラブや個人のメッセージ掲示もOKのようです。


 ※平成筑豊鉄道=へいちく
コメント
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