4日目も1日で2都市を敢行する弾丸スケジュールだ。まずはピサ観光から。ピサと言えば斜塔ですね。でもイタリアでは”斜塔”とは呼ばないそうです。”ピサの塔”と呼ぶそうです。なんでって?国中の人が傾いていることを知っているから、敢えて斜塔と言う必要が無いそうです。
添乗員の人が「全体が見えるまでは、遠くから見ないようにして下さい。感激が薄れるから。でも、見た瞬間、皆さん同じことを思いますよ。」と意味深なガイド。
そして、斜塔を見た瞬間「あっ、傾いてる!」 当たり前なんですが、みんなそう口に出してしまします。添乗員さんの言葉に納得です。
頂部は傾き出してから造られたので、傾きを補正する形で造られたため、傾き度合いが少なくなっています。近年、傾きを戻す工事が行われ、1.5度ほど戻したとか。力ずくで、塔に綱をまいて地上から引っ張ったそうです。
洗礼堂のエコー効果を聞いた後に、ドゥオモ内部も見学。
ここには、ガリレオが振り子の原理を発見したランプが吊り下げられています。残念ながらこれはレプリカ。本物は隣の墓地にあり、見ることは叶いません。
そして、フィレンツェへ移動です。
小高い丘にあるミケランジェロ広場からは市内が一望できる。やはりドゥオモは象徴的存在ですね。
昼食は、前菜に「季節のパスタ」、メインに「フィレンツェ風カツレツ」。お腹が膨れたところで観光再開です。
サン・ジョバンニ洗礼堂にある金ぴかの「天国の扉」。文字が読めない人が多かった時代に、旧約聖書の物語を伝え継ぐための絵が描かれています。
ドゥオモ内部の天井画。素晴らしいです。
そして、本日のメイン、ウフィッツィ美術館の見学です。当然、写真撮影禁止。
「ヴィーナスの誕生」「受胎告知」「聖家族」「プリマヴェーラ」等々の数々の名画等を観賞。勿論、美術史に詳しい現地日本人ガイドの解説がなければ、何が何だかわかりませんよ。よかった、ガイドさんに感謝を伝えました。
美術館前では、警官が雑談中。イタリアは警察が何種類があるので、どういう役目の人かわかりません。
街角には「幸運の子豚(イノシシ)」の像があります。口にコインを入れて鼻先を撫でると幸運がもたらされるようです。鼻先だけピカピカ。
皮の街だけあって、露店でも皮製品がたくさん売られてます。
私は、ガイドさん紹介のお店”ADRIMAR”(実はトイレを2度ほど借りました)で財布を購入。
夕食は、オプションで頼んだスペシャル・ディナーです。ミケランジェロ広場にある「ラ・ロッジャ」で眼下にフィレンツェの夜景を見ながらの食事。(実際は部屋が明るくて、窓への明かりの反射で外が良く見えません)
メインは、私が「鴨のロースト」、奥様が「黒鯛のフィレ」です。
勿論、ワインも楽しみました。(続)