コロナ禍で5月開催が秋まで延び、なおかつ同時開催が見送られ、3月までの各自での分散走行に変更された今年のSSTR。SSTRとはSunrise Sunset Touring Rallyの略。ルールは日の出時刻以降に太平洋岸を出発して、道の駅やSA/PAに立つ寄ってポイントを稼ぎながらゴールの日本海側、能登半島のなぎさドライブウエイに日没前までに到着すること。
ルールは比較的シンプルながら、指定の道の駅(3ポイント)を一か所以上立ち寄り、道の駅(2ポイント)、高速道路のSA/PA(1ポイント)に立ち寄って、合計10ポイント以上を獲得しなければならない。ルートとコースタイムなどの計画もしなければならないので、知的ゲーム的要素もある。
ツーリング仲間と5台で名古屋港稲永埠頭を出発することにした。10月31日の日の出時刻は6:12。家を4:50に出て、出発地点に5:40到着。空が明るくなり始めたころ、名古屋港はまだ静かな海だ。
日の出を待って、SSTRシステムにアクセスして出発登録。6:20過ぎに出発し、名古屋中央ICから伊勢湾岸自動車道に乗り、刈谷ハイウエイオアシスでポイント獲得、豊田JCT、土岐JCT経由して恵那峡SAでポイント獲得、中津川ICから国道257号線に入り、指定の道の駅・花街道付知へ9:10に到着。
雲一つない晴天のため放射冷却で冷え込み寒い。日が当たるところはまだしも日影に入ると寒さが身に染みる。
下呂から国道41号線に入り、途中で給油。家から221km、出発地点からは191km走っていた。
道の駅・飛騨街道なぎさには11:05に到着して早めの昼食。
予定時刻からのロスタイム20分。5月開催に比べて昼間の時間が3時間半短くなっているので、行程的には余裕が少ない。高山で富山経由で向かうか、飛騨清見ICから高速で一気に目的地に向かうか判断する2本立てのツーリング計画にしている。とは言うものの、腹ごしらえ。朝はホットミルクで済ませたので、おなかの虫が鳴きっぱなしだ。豚生姜焼き丼(¥715)で一息つく。
高山の国道158号交差点では、計画から10分以内の遅れだったので、予定通り富山方面へと走らせる。道の駅・アルプ飛騨古川、道の駅・細入でポイントゲット。富山ICから北陸自動車道に入り、小矢部川SA、金沢森本ICからのと里山海道へと進み、ゴールのなぎさドライブウエイへ4:10頃到着。
柔らかい砂地なので、タイヤを取られ転倒の恐怖と隣り合わせ。サイドスタンドにプレートを敷いて駐車。SSTRシステムにゴール登録16:14。
ゴール地点のの日の入は16:57なので、40分程前に到着できた。ほぼ計画通りに383km走行。
ゴールゲートの通過も考えたが、海岸道路が荒れていて砂でタイヤがとられそうなので転倒リスクを回避して、そのまま千里浜レストハウスへと向かう。
レストハウスから日の入を望み、参加記念品の受け取り。
こんなモニュメント越しに日の入が見えます。
浜では、ゴールゲートの通過が続く。
宿は近くのホテルウエルネス能登路。温泉で疲れを洗い落とし、夕食の時間です。
カニが一杯付いた豪華な食事。
地元のお酒の飲み比べセットを楽しむ。
酔っぱらって撃沈。
翌日は、ゆっくり9時過ぎの出発。
越前海岸快走を楽しみ、敦賀ICから名古屋へと帰路につく。
2日間トータルで743km走破。久々の超ロングツーリングでした。