朝起きると雪が降っていた。夜には気温が下がり本格的な雪になりそうだが、昼間は積もるところまでは行きそうにない。棚田の雲海は見られなかった代わりに、雪の棚田になった。
「ほくほく線発祥の地発祥の地」の碑がある、まつだい駅に立ち寄りお土産を仕入れ、宿のフロントが薦めてくれた星峠の棚田へ向かう。
NHKの大河「天地人」のオープニングにも使われた壮大な棚田は、雨の中でしっとり。
上越勤務の時は、たびたび訪れたが、奥様は初めて。
雪が積もると入ってこられなくなるので、そろそろ今年の見納めに近くなってきた。
そして、十日町の観光案内所で進められた、もう一つの観光スポット「清津峡」に立ち寄る。山の上の雪と、紅葉のコントラストが面白い。
十日町観光協会のHPでは「黒部峡谷・大杉谷とともに日本三大峡谷の一つとして知られる「清津峡」は、昭和24年9月に上信越高原国立公園に指定され、学術的資料の宝庫でもあります。川を挟んで切り立つ巨大な岩壁は全国に誇るV字型の大峡谷をつくり、国の名勝・天然記念物にも指定されています。雄大な柱状節理の岩肌と清津川の急流のダイナミックな景観は訪れる人々に深い感動を与えます。全長750mの歩道トンネル「清津峡渓谷トンネル」は4ヶ所の見晴所があり、雄大で壮厳な峡谷美を安全に鑑賞することができます。」と紹介されている。
トンネルをひたすら進む。
途中の見晴らし所から柱状節理の岩肌を観賞できる。
雄大な自然を観賞したところで、そろそろ帰路につく時間。まずは国道117号線に出て、行きと逆の経路で名古屋まで。