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ウィーン・フィル ニューイヤーコンサート!

2015年02月01日 | コンサルティング

新年の一大イベント「ウィーン・フィル ニューイヤーコンサート」は元日にNHKで生放送されています。しかし、私にはチャンネル権がないので、再放送で楽しむことにしています。今日(2月1日)、その再放送を見ました。やはり良いですね~。正月くらいは明るくにぎやかにやろうじゃないか!という高揚した気分になります。

ニューイヤーコンサートでは、シュトラウス一家のワルツやポルカなどの楽曲が演奏されます。「美しく青きドナウ」や「ラデツキー行進曲」を聴いたことがない人はいないでしょう。それをあの豪華な会場で、生で聴けたら最高だろうなあと思います。(実際に行ったことのある方、感想をお聞かせください)

さて、2015年の指揮者はズービン・メータでしたが、指揮者は企業でいえば経営者でしょうか。言うまでもなく、オーナー経営者は指揮者と言うより司令官でしょう。司令官(Commander)は命令を発する人ですが、指揮者(Conductor)は誘導、案内をする人です。もちろん、経営者の中にはConductorタイプも大勢います。

ここで質問ですが「リーダーシップのある人」と言えば、CommanderとConductorどちらでしょう。

おそらくほとんどの人がCommanderタイプを思い浮かべると思います。

ところがおもしろいことに、企業研修で受講者に「あなたが今までに最もリーダーシップがあると思った人を挙げてください」と問うと、その答えは本当に様々なのです。今までの経験から言えば、ほぼ8割の人はConductorタイプの人を挙げていました。さらに、そのスタイルも千差万別でした。

企業で働いている人たちの頭の中には「リーダーシップ=司令官の能力」というパターンができあがっているようですが、あえて自分の経験を振り返ってみると「リーダーシップ=指揮者の能力」であることに気づくようです。

「リーダー=司令官」から「リーダー=指揮者」というパターンに切り替えることで、自分なりのリーダーシップの在り方を見つけるきっかけになります。

そういえば、ウィーン・フィルの歴代の指揮者たちの指揮スタイルは様々です。カラヤン、小澤征爾も(各1回だけですが)タクトを振りました。素人ながら、両巨匠のスタイルの違いはなんとなく伝わってきます。

ちなみに、日本からのツアーは「ウィーンフィルのニューイヤーコンサート7日間(郵船トラベル)」がお一人様チケット付で125~146万円とお手頃価格です。

私も生きているうちに、この金額が「お手頃」と思えるようになったら行きたいと思います。

(人材育成社)


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