rftgyふじこlp:今は反芻している…JP1NOM

のんべんだらりと生きてしまいましたよ。

災害とHAM

2008年06月29日 09時18分06秒 | 無線
岩手・宮城内陸地震:南海地震の教訓に 被災地調査の徳島大が速報会 /徳島

『孤立地区で行われたアマチュア無線を活用した通信、救出例を紹介。財政的な事情から公共の無線通信の整備が進みにくい中、その有効性を指摘し、被災時における行政機関とアマチュア無線利用者のネットワーク作りの重要性を説いた。』

今回はアマチュア無線が救助依頼に活躍したわけですが、インフラが破壊された被災地とそれほど被害がない場所との間で通信が行われ、当局にリレーされました。

それで十分だとおもうのですが、これを機にってんで行政が災害のためにアマチュア無線局を開局するなんていうトンチンカンな違法行為を犯さないように願うばかりです。

さりとて消防や警察へのフォーンパッチ、ゲートウェイの様な物はあっても良いかもしれないねぇ。また傍受は誰でも出来るので、当局が常時傍受するような体制があってもいいかもしれない。

もっと踏み込んで電波法を改正、非常時や緊急時に向けた準アマチュア局(当局が設置する非常・緊急通信用の特別局)の設置を認め、優先的に通信出来る様にするとか、通信の相手方をアマチュア局以外にも一定の範囲で認めるとかした方が良いのかも。準アマチュア局はそれと解るコールサインにして。

また常日頃非常通信の要件が厳しすぎると思っているので、準非常通信(緊急通信?)という枠も考えた方が良いと思う。

まぁ事実上非常時には「何でもあり」だろうけど、玉虫色の解釈じゃなくて、明文化しといてほしいです(実際には阪神大震災の時に、大臣決済で災害特別局が認可・運営された事はあるけどね)。

ダンプ・アタック

2008年06月29日 08時52分12秒 | クルマ
正面衝突で巡査死亡 埼玉・横瀬

『ダンプカーは前の車を追い越そうとして対向車線にはみ出し、大河原さんの乗用車と正面衝突したという。現場は追い越し禁止区間で、同署は自動車運転過失致死傷容疑でダンプカーの運転手から事情を聴き、事故原因を調べる。』

あんな狭いくねくね道で追い越しかよ…勘弁して…

確かに休日昼間ともなればぶち抜きたくなる車が多数湧いてくる道ではあるのですが、事故は午前3時半。自称「走り屋」などが走り回っている国道299号。

大型ダンプがぶち抜きたくなる状況ってどんなだろう?

追記:どうやら前のトラックをダンプが抜こうとしたらしい。


神罰4

2008年06月29日 08時41分09秒 | ニュース
前の記事で日本の恥の文化はバブル期に終わったと書きましたが、それを裏付ける様な続報です。

高校野球監督も落書き? 伊の世界遺産 茨城県高野連調査へ

『水戸市の私立常磐大高(浅岡広一校長)の硬式野球部監督(30)が大聖堂の柱に書いたとみられる落書きが見つかり、県高野連が調査に乗り出したことが28日、分かった』

『監督は以前、新婚旅行でイタリアを訪問しているという』

この落書き問題は何も日本人に限った事ではないので、これをもって日本批判を繰り広げるような『死ね死ね団』戦略にはまるのは間違っていますが、良くない事、許されざる事であることには違いありません。

通報ブームな昨今、どんどん通報して膿を出し切った方が良いだろう。

記事中の談話で『自己愛の暴走』『精神の貧困な時代の象徴だ』とか『勉強だけできればいいという現代社会の歪み』という指摘はもっともだね。

でも考えさせる「道徳教育」はもっと力を入れなければいけないと思うけど、戦前の「修身」を復活させりゃいいってモンじゃないよな。

『死んでもラッパを離さなかった』木口小平の話は、一人のプロフェッショナルの生き様としては賞賛される物かもしれないけど、軍国主義教育の代名詞である事も確かだろう。

だけど一所懸命になる様を嗤うという風潮が蔓延る現在、木口小平の逸話は省みられても良いのかもしれない。


話が逸れたが、文化財に対する落書きや破壊行為はいかんという事を改めて教えなきゃいけない世の中。国内外で落書きした奴は渡航禁止、入国拒否、原状回復などの刑罰を設定しないとダメかね?

そこら中に「独島」とか「対馬は我が国の領土」とかイタズラ書きしてる国は、全面的に入国拒否で良いな。

諫早湾

2008年06月29日 08時07分41秒 | ニュース
水門を閉めたら腐敗臭漂う海になった、というリポートは鮮明に覚えているなぁ。

●国に排水門開放命じる=諫早湾干拓訴訟

国は『漁獲量減少は事業以前からの傾向で「閉め切りの影響による被害の発生は認められない」と反論していた』訳ですが、それがどの程度の統計的資料を基したものかは、報道では解りません。

しかし原告側は別の記事で大幅減になったと主張しています。

諫早干拓訴訟…漁業者ら「開門が待ち遠しい」と期待の声

『タイラギの漁獲量は年々減少。1997年の潮受け堤防閉め切りで、タイラギのほか、取っていたアサリも死がいが目立つようになった。』

これだけだと国の主張にそう感じですが、タイラギもアサリも、貝類は壊滅状況になりました。

『アサリ養殖場がある。堤防閉め切り後、毎年春にまく稚貝約5トンの半数は夏ごろ死んでしまうようになった』

『2002年、国が1か月間排水門を開けた短期開門調査の後は貝の生育が順調で、03年春に稚貝をまこうとしたところ、約10トンの稚貝がすでに生まれていたという。翌04年のアサリは夏に全滅』

排水門を開けたら稚貝が生育し、閉めたら全滅。

『クルマエビやタイ、ヒラメの水揚げは堤防閉め切り後、それ以前の3分の1から4分の1以下に激減。見たことのない赤潮を島原市近郊の海で見るようになった』

漁獲高の大幅減少と水質悪化は明らかだと言えるでしょう。

ただしwikipediaによると、水質汚濁は水門閉鎖による物だけでなく、『海苔業者が消毒目的に散布した酸、および化学肥料による影響があったとも考えられている』

一方沿岸の農業では用水問題などで干拓事業が必要とされている。
しかし減反が進められている現在、沿岸の水田は免罪符というか、切り札として祭り上げられているような気もする。自給分の米作を補償するのはともかく、商品作物としての米は大幅な生産調整を行っているのであり、政策に矛盾を感じる。

しかし矛盾はあったとしても農業の視点で見ると水の確保などで利点はあるので、農民対漁民で対立しています。


なおこの干拓事業はJST失敗知識データベースにも収録されています。


空梅雨

2008年06月28日 17時31分15秒 | ニュース
少雨、山古志などで稲に影響

『市農政課では「水不足が主な原因だが、少雪や中越地震による水脈の変化なども複合的に影響しているようだ。今後の状況をみながら対応を検討したい」としている。』

やっぱり雨が少ないよねぇ~

『5月下旬に夫の清四郎さん(69)と苗を植えた約0・5ヘクタールの水田は多くが乾燥してひび割れ、枯れて茶色くなったイネもある。』

ダムが満杯の埼玉ではまだ良いのかもしれないけど、農業用水ダムなんか無い山間村の山古志では既にやばい状況で、農業用水のため池は半分干上がっているそうです。


でも温暖化で集中豪雨になる説が確からしさを増している現在、梅雨末期や台風などの影響で、7.13水害の様な事にもなりかねないので、空梅雨に嘆くばかりでは危険です。