goo

50

 記念すべき50回目の誕生日を盛大に祝おう!、などという元気もなく、かと言ってせっかくの日曜日ダラダラ過ごすのももったいないと、少し出かけることにした。名古屋まで行くのは少々面倒なので、豊田の松坂屋に行くことになった。2年ぶりかな、と思いながら車を走らせていくと、沿道の景色がかなり変わっていた。さすが世界のトヨタのお膝元だけあって、今もなお発展中なのかもしれない。
 しかし、松坂屋は閑散としていた。元々「そごう」だった建物を、「そごう」の破綻によって松坂屋が受け継いだものだが、それにしてもこんなに賑わいが少なくては早晩閉店するのでは・・などと心配になるほどだった。ショッピングセンターなどの大型店舗が採算が合わないのを理由に閉店してしまうと、その地域に住む人々の生活が難しくなる、という話をよく聞くが、地域の既存の商店を立ち行かなくさせてしまった大型店舗には、営利だけでなく地域の振興の核となっているのだという責任と自覚を持って営業してほしいものだ。
 などと偉そうなことを考えてみたのも、年代が一つ上になったせいなのかもしれないが、昼食を食べようと記憶を頼りに向かった、かき揚げうどんのおいしい店がまったく違う店舗になっていたのには、商売の難しさを実感した。おいしい店で、客足もそこそこだったのに、それくらいでは続けられないのだろうか・・。仕方なしに何度も行ったことのある最上階の中華料理屋に行くことにした。そこは以前のように営業していたので少しばかりほっとした。

  

 私は野菜たっぷりの冷麺、妻は坦々麺を注文した。私の冷麺はさほどおいしくなかった。先々週食べた「天使の冷麺」のほうがずっとおいしかった(値段が半分だから仕方ないか・・)。妻の坦々麺を少し食べさせてもらったが、辛くてびっくりした。「辛い!!」と言う私に「そうかなあ?そんなに辛くないよ」などと妻は言うが、辛い物好きの妻にはちょうどいい辛さなのかもしれない。私も辛いものが嫌いではないが、この辛さだけは我慢できなかった。人それぞれに辛い基準が違うのだろうか・・。もう一品海老マヨを頼んだのは、前夜堺正章の番組で海老マヨを作っておいしそうに食べていたのを見たからだが、この海老マヨは期待に反して余りおいしくなかった。どうせなら、海老チリにすればよかったかな・・。
 
 誕生日の記念にと、ジーパンを買うことにした。昨年暮れに久しぶりに買ったジーパンのはき心地がよく、なかなか重宝しているので、もう一本買っておこうと思った。リーバイスの213というジーパンを買ったが、これもなかなかはき心地がいい。これからは短パンの季節だから、はく機会は少ないかもしれないが、とりあえずいい買い物をした気がする。
 
 

 帰り道に立ち寄ったコンビニで「PREMIUM 無濾過」なるビールを見つけた。3本でグラスが1個ついてくるというので、買ってみた。グラスに注ぐと色の濃さが目立った。一口飲んだ瞬間には、黒ビールのような味がしたが、飲むにつれてホップの快い苦さが際立ってきて、なかなかおいしいビールだと思った。(それでもやっぱり、私には一番搾りが最高なんだけど・・)


 誕生日の最後はケーキでしめなくちゃね。3人家族にはロールケーキで十分、上に50の数字のろうそくを乗せれば、豪華なバースデイケーキだ。
 おいしかった!!!

コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする