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脈絡なく・・

 松井が左ひざ痛で欠場・・。手術後の右ひざを知らぬうちにかばうことで、左ひざに負担がかかり古傷が再発した模様。果たして水を抜いたくらいで回復できるものかどうか。なんだかんだ言ってもここまでコンスタントに活躍してきただけに心配でたまらない。

 私は、決して松井の左ひざのことを忘れていたわけではないが、心のどこかで触れたくない話題だったのかもしれない。「松井は鉄人だ。少々の怪我くらいじゃへこまない。何でジラルディーはそんなことも分からないのだ」などと怪気炎をあげていたのも、左ひざのことを頭から追い出そうとしていた証なのかもしれない。

 結局は現場を預かる監督の目が一番正しかったのだろう。松井は大事な選手だから、チームにとってなくてはならない選手だからこそ、ヒザに負担が少しでもかからないようにと、DHで使い、しかも定期的に休養までとらせて、体調維持ができるように慮ってくれていたのだ。それなのに私は・・・。

 などと己の不明を今のところは恥じておくことにする。松井がこれくらいの痛みを克服できないわけはないし、すぐにグランドで元気な姿を見せてくれるだろうから、その時は今まで以上に心を込めて応援しよう。同時に両ひざが痛まないよう、八百万の神々に祈りながら・・・。

 だが、もう祈るどころかあきれ果ててしまうのが、原油高だ。適正価格をはるかに超えた、天井知らずの高騰・・。値を吊り上げているごく少数の投資家たちのマネーゲームに世界中が苦しんでいる。と、思うのは市井の民ばかりで、この国の為政者には何の声も届いていないようだ。

 イカ釣り漁船が燃料費の高騰で、操業しても赤字になるだけなので、しばらく休業を宣言したというニュースが流れたばかりだというのに、「消費税の値上げに躊躇するものではない」などと、民草の呻吟がまるで聞こえていない彼らの鉄面皮振りにはあきれ果てて、怒りさえ覚える。

 消費税を徴収しようとしても、このまま物価高が続けば、国民生活が疲弊し、物を買う余裕などなくなってしまう。今すべきことは「狂乱物価」とでも呼びたいほどの物価高に知らぬ存ぜぬをきめこむのではなく、何らかの策を施すことである。ひょっとしたら何の策も持たない愚物の集まりなのか?きっとそうだ・・。

 しかし、イカ釣り漁船のニュースを報じたTVを見ていたとき、鳥越俊太郎が「私はイカが好きなのに・・」などと、表層しか見ていないコメントをしたのには驚いた。前々から彼のぬるさには辟易していたが、彼はもうジャーナリストではなく、ただのTVタレントなんだな、と改めて思った。
 
 こんなに気の滅入るようなことばかりが次々と起こるとバカらしくなって、無性にお笑い番組を見たくなる。「レッドカーペット」は今が旬だ。毎週毎週わずか1分ほどに笑いを凝縮しようと真剣勝負を繰り広げる彼らの熱意には、大笑いしながら感動してしまう。「こいつらの真剣さを見習えよ!」と政治家に叫びたくなる。

 今の私のお気に入りは、ザ・パンチ、クール・ポコ、我が家、フルーツポンチ、はんにゃ、それとあの変な韻を踏んだラップもどきを歌うやつら・・・、名前が出てこない。まだまだ他にもたくさんいる。来週は3時間に拡大放送されるらしい。どんなことがあっても録画を忘れるな!!

 
 だけど、たまごの殻に蒔いた「美女なでしこ」の芽が出ないのは何故?
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