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入浴ストレッチ

  私が風呂に入るたびに眠ってしまうこと、ひどい肩凝りに悩まされることが年に何度かあることは、このブログで何度も書いてきた。今現在肩はあまり凝っていないが、風呂で眠るのは相変わらずで半ば習慣になってしまっている。毎晩、湯船に漬かって少し気を緩めるとその瞬間に眠りに落ちている。以前のように鼻の中に湯が入ってきて慌てて飛び起きたりはしなくなったが、それでも眠りこけてだらしなく首を傾けてしまい、髪がびっしょり濡れるのはいつものことだ。
 なぜこんなことを書いたかといえば、先日毎日新聞に「全身浴10分 肩こり解消」というタイトルで、肩の凝りや痛みを解消する効果的な入浴法が紹介されていたからだ。国士館大の須藤明治准教授が推奨する入浴中のストレッチの方法も図解入りで載っていたので、風呂の中で眠っているくらいなら、こうしたストレッチを実践して、少しでも肩こり予防に努めるべきではないか、と思った。そこで、ここにそのやり方を写しておくことにした。

「首まわりの筋の弛緩」 
首を左右・前後にゆっくり倒し、その後左回り、右回りに回す。足は組む。

「大胸筋・背筋などのストレッチ」
1.両手を頭の後ろで組み、息を吸いながら両腕を広げる。
2.息を吐きながら顔を下げ、両手は頭の後ろで組んだまま、ひじを前方に倒す。

「肩のリラックス」
1.呼吸を整えてから両手を胸の前で合わせて合掌する。
2.息を吐きながら、指先を前方にゆっくりと倒す。
3.今度は息を吸いながら、指先を自分の体に向けて倒す。

 肩凝りは血行不良が原因で起こるとされるが、入浴中は筋肉が弛緩し血管が広がり血行が促進されるため、地の流れが潤滑になり、さらには水中で静脈が水圧を受けるため、心臓に戻る血流量が増え、心臓の負担も軽くなる。准教授が胸下まで15分間、35度前後のお湯につかった約10人で測定したところ、肩周辺の血流量が10~20%増えることも確認できたそうで、入浴中のストレッチは肩凝り予防の効果はかなりあるようだ。
 私の肩凝りは姿勢が悪いからだと妻によく言われる。居間でTVを見ている時も知らず知らずのうちに寝転がってしまい、首や肩で体を支えることが多い。妻が近くにいるとすぐに「ちゃんと座って!」と注意される。「こんな姿勢でいるから、肩が痛くなるんだよ。自業自得だね」と文句が続くが、ほぼ毎日言われているとさほど気にもならなくなる。しかし、妻の言葉の正しさも認めざるを得ないから、座りなおすようにしているが、それでもやっぱりしばらくすれば元の姿勢に逆戻りしているから救いようがない・・。
 そんな私ではあるから、こうした簡単にできるストレッチ法を紹介してもらえるのは有難い。早速試してみようと、何日か風呂に入ってみたものの、いつの間にか眠ってしまい、未だ一度も試したことがない。情けない話ではあるが、やっぱり生活習慣を改めるほうが先決のような気がしなくはない・・。
 それよりも眠気覚ましのストレッチ法を探したほうがいいかな。
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