毎日いろんなことで頭を悩ましながらも、明日のために頑張ろうと自分を励ましています。
疲れるけど、頑張ろう!
火事だぁ!!
昨日(金曜日)午後、小学生に授業をしていたら、2時半過ぎに消防車のサイレンの音が聞こえてきた。「暮れの忙しい時に火事か・・」と一人嘆いていたら、地域の消防団が団員に召集をかけるための「ウオーーン」というサイレン音が鳴り響いた。「これが鳴ったら弁慶がワオーンと吠えるぞ」と私が言うと、案の定すぐに弁慶が咆哮を始めた。生徒たちはくすくす笑っていたが、突然一人の女の子が「煙!」と小さな声で叫んだ。「何?」と言ってその子の視線の先を見たら、窓の外に黒い煙がもうもうとわき起こっていた!。
「おおおおおお!!火事だ!!」
工場の建物の向こうに、黒煙が立ち上っている。時折火柱が立ち、燃え盛っているようだ。
「えっ?あの方向はガソリンスタンドか?」
もし本当にガソリンスタンドが燃えているなら、爆発したりしないだろうか・・、どうしよう・・?とは言え、ここで私がおろおろしていても仕方ない、状況が分かるまでは授業を続けるしかない。そう度胸を決めて3時までの残りの時間はしっかり授業をした(つもり・・)。
授業を終え、外に出ると煙が空一面に広がっていた。これは大きな火事だ。近くを歩いていた近所の人に「どこ?」と聞いたら、「ふとん屋さん」と教えてくれた。ふとん屋さんなら、塾からは150mほど離れているスタンドとは国道を挟んだ真向かいにある。スタンドに延焼したりすることはないかもしれないが、とにかく油断はできない。子供たちをバスに乗り込ませて、塾を出発した。
バスの順路でふとん屋から50m位離れたところを通ったが、ものすごい勢いで家が燃えているのが見えた。
そこから迂回するために山の方に登っていったが、山の中腹から見下ろすと火事の様子が見事なほど(不謹慎な言い方だが・・)見て取れた。バスに乗っている生徒たちは皆声をそろえて「すごい!!」と叫んでいる。それからはワーワー、キャーキャー、興奮が収まらないようだった。
山道を下りて国道近くまで出てふとん屋を見たら、炎の勢いが激しく、国道は完全に封鎖されていた。
さすがにその物々しい雰囲気に圧倒されたのか、次第に車内は静かになっていったが、本当に火事は恐ろしい。一瞬のうちに今まで築き上げてきたものが燃え尽きてしまうなんて、あまりに理不尽だ。
市の真ん中を通っている国道が封鎖された影響は大きく、昨日一日遅くまで渋滞が激しかった。どこをどう走っても至る所で車が立ち往生してしまっていて、普段の何十倍も時間がかかった。そんな道を神経すり減らして運転したものだから、もうへとへとになってしまった。
その後私が聞いたところでは、ふとん店のすぐ横で道路の補修工事していた作業員が使っていたガスバーナーの火が、ふとん店の換気口付近に固まっていた布団綿に引火したのが火事の原因ではないか、ということらしい。作業員の不注意がふとん店の家と工場を全焼させ、半日近く国道を封鎖させたのだとしたら、いったいどれだけの人に迷惑をかけたのだろう。かく言う私も迷惑を蒙った一人だが、その影響を少しでも減らそうと必死になって、なんとか無事一日を終えることができたのだから、さほど目くじらを立てる必要はないだろう。それよりも、この火事によって一切合切を失ってしまったふとん店の人たちのことを思うと、つらくなる。今年一番の冷え込みに襲われた寒空のもと、今はどうしているのだろう。まさか正月をこんな形で迎えるなどとは思ってもみなかっただろうから、今まさに茫然自失としているのだろう。時々喫茶店で会うと目礼するくらいの知り合いではあるが、自分のことのように気にかかる・・。
火事とは、これだけ多くの人々に迷惑をかけるものなのだ、とつくづく痛感した一日だった。
「おおおおおお!!火事だ!!」
工場の建物の向こうに、黒煙が立ち上っている。時折火柱が立ち、燃え盛っているようだ。
「えっ?あの方向はガソリンスタンドか?」
もし本当にガソリンスタンドが燃えているなら、爆発したりしないだろうか・・、どうしよう・・?とは言え、ここで私がおろおろしていても仕方ない、状況が分かるまでは授業を続けるしかない。そう度胸を決めて3時までの残りの時間はしっかり授業をした(つもり・・)。
授業を終え、外に出ると煙が空一面に広がっていた。これは大きな火事だ。近くを歩いていた近所の人に「どこ?」と聞いたら、「ふとん屋さん」と教えてくれた。ふとん屋さんなら、塾からは150mほど離れているスタンドとは国道を挟んだ真向かいにある。スタンドに延焼したりすることはないかもしれないが、とにかく油断はできない。子供たちをバスに乗り込ませて、塾を出発した。
バスの順路でふとん屋から50m位離れたところを通ったが、ものすごい勢いで家が燃えているのが見えた。
そこから迂回するために山の方に登っていったが、山の中腹から見下ろすと火事の様子が見事なほど(不謹慎な言い方だが・・)見て取れた。バスに乗っている生徒たちは皆声をそろえて「すごい!!」と叫んでいる。それからはワーワー、キャーキャー、興奮が収まらないようだった。
山道を下りて国道近くまで出てふとん屋を見たら、炎の勢いが激しく、国道は完全に封鎖されていた。
さすがにその物々しい雰囲気に圧倒されたのか、次第に車内は静かになっていったが、本当に火事は恐ろしい。一瞬のうちに今まで築き上げてきたものが燃え尽きてしまうなんて、あまりに理不尽だ。
市の真ん中を通っている国道が封鎖された影響は大きく、昨日一日遅くまで渋滞が激しかった。どこをどう走っても至る所で車が立ち往生してしまっていて、普段の何十倍も時間がかかった。そんな道を神経すり減らして運転したものだから、もうへとへとになってしまった。
その後私が聞いたところでは、ふとん店のすぐ横で道路の補修工事していた作業員が使っていたガスバーナーの火が、ふとん店の換気口付近に固まっていた布団綿に引火したのが火事の原因ではないか、ということらしい。作業員の不注意がふとん店の家と工場を全焼させ、半日近く国道を封鎖させたのだとしたら、いったいどれだけの人に迷惑をかけたのだろう。かく言う私も迷惑を蒙った一人だが、その影響を少しでも減らそうと必死になって、なんとか無事一日を終えることができたのだから、さほど目くじらを立てる必要はないだろう。それよりも、この火事によって一切合切を失ってしまったふとん店の人たちのことを思うと、つらくなる。今年一番の冷え込みに襲われた寒空のもと、今はどうしているのだろう。まさか正月をこんな形で迎えるなどとは思ってもみなかっただろうから、今まさに茫然自失としているのだろう。時々喫茶店で会うと目礼するくらいの知り合いではあるが、自分のことのように気にかかる・・。
火事とは、これだけ多くの人々に迷惑をかけるものなのだ、とつくづく痛感した一日だった。
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