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08 私の十大ニュース

 自分の中では恒例となった「私の十大ニュース」を今年も選んでみようと思う。このブログの記事を振り返りながら、2008年が私にとってどんな年であったかを再確認しておくのも2009年を迎えるに当たって有意義なことだろう。

第10位 「松井の選択」
 今シーズンの松井は大きな選択を3つしたと思う。1つは結婚。生涯の伴侶を得たことことで大活躍を期待したが左ひざ痛に苦しめられ、長期離脱を余儀なくさせられた。そこで松井が取った第2の選択は、すぐに手術をするのではなく、試合に出続けることだった。私は早く手術するべきだと思っていたので残念だった。そしてもう1つの選択はWBC出場辞退・・。今となっては来シーズンに期待するのみである。頑張れ、松井!!

第9位 「京都へ行ったこと」
 3年ぶりに開かれた大学時代のサークル「野草を食べる会」の同窓会に出席するために京都を訪れた。ちょうど大文字の送り火だったため、初めて見物できるものと期待していたが、ひどく酔っ払ってしまって大きなチャンスを逃してしまった。まあ、いつもの醜態ではあるが、翌日には、大学構内に入り込んでしばらく懐かしい思い出に一人耽ることができたので、自分としては充実した小旅行だった。

第8位 「三輪自転車」
 妻が三輪自転車を買って、ちょっとした買い物には自転車で出かけるようになった。私も娘の古い自転車に乗って、サイクリングめいたことをしたのは春の日の楽しい思い出だ。ただ、寒くなってきたらほとんど乗らなくなってしまい、サドルに埃がかぶってしまったのは寂しい。暖かくなったら、またサイクリングに出かけてみたいものだ。

第7位 「ブログの継続」
 このブログを始めて4度目の年末である。また1年間毎日飽きもせず駄文を書き綴ってきた。ブログが私の心に占める割合は以前と比べれば小さくなったとは思うが、それでも心にたまる塵芥を吐き出す場所として私にはなくてはならないものだ。記事にするために本を読んだり、映画を見たりする時間が以前よりもずっと多くなったのは、何よりも喜ばしいことだ。敢えてやめる必要もないから、まだしばらくはこのまま続けていこうと思っている。

第6位 「息子の成人」
 長男が20歳になった。東京で大学生活を始めてもう2年になろうとしている。学校とサークルとバイト、この3つの中で毎日忙しそうにしているようだ。先日ちょっとした用事で電話したときに、「東京は疲れるから・・」と弱音とも思える言葉を聞いて、少しばかりドキッとした。が、疲れるほど色んなことに励んでいるんだろうな、と前向きに解釈することにした。サックスは上達しただろうか、聞かせてもらわくっちゃ・・。

第5位 「娘の大学卒業・大学院入学」
 娘が卒業式に、はかま姿の写真を添付したメールを送ってきてくれた。親の欲目かもしれないが、その写真は本当に可愛かった。できれば京都まで行って式に参列したかったが、日程的にどうしても無理で泣く泣く断念した。今は就職活動で忙しい毎日を送っているようだ。なかなか上手くいかず、落ち込むことも多いようだが、就職したことのない私では有効なアドバイスなどできない。歯がゆい気もするが、見守っていくしかないだろう。

第4位 「ガソリン価格の乱高下」
 今年一番腹が立ったのは、なんと言ってもガソリン価格の高騰だ。それまでガソリンの単価などあまり気にしたことのなかった私が、どんどん跳ね上がるガソリン価格には腹が煮えくりかえった。と同時に少しでも安いガソリンを求めて、セルフスタンドに通うようになった。その後アメリカの金融バブルがはじけて一気に半値近くまで下がったのだから、いったいあの高値は何だったのだろう。あのバカ高いガソリンに払ったお金を返して欲しい!!

第3位 「20年祭」
 母が亡くなって20年が過ぎた。亡くなった日のことを昨日のように思い出せる・・、などと言うのはいささか大袈裟だが、それに近い感覚は今でも持っている。もう20年も会っていないのか・・、と思いもするが、この先も2度と会うことはできないのだから、死とは実に酷薄なものだ。とは言え、母が亡くなった後に増えた妹の家族、弟の家族と共に母の20年祭を粛然と営むことができたのはよかった。その席で酩酊した父が一人カラオケに興じたのも、母へのいい供養になったと思う。

第2位 「歯医者」
 20年祭の一週間ほど前から痛み始めた虫歯に必死で耐えていたものの、もうこれ以上は我慢できないと観念して、実に20年以上ぶりに歯医者に通った。狭い椅子にじっと座っていることが大の苦手の私にとって、まさにぎりぎりの決断だった。何とか乗り越えて、一応の形が整ったところで、夏期講習となってしまったのでやむなく中断となった。しかし、緊張の糸が途切れてしまった私は、夏休みが終わっても今日まで復帰できないでいる。暖かくなったら必ず通おう、とは思っているが、果たしてどうなることやら。

第1位 「50歳になった」
 病気もせず、事故にも遭わず、ご飯を食べて生きていれば、誰だって50歳になれるものだが、まさかこの私が50歳になったなんて今でもイマイチピンとこない。とは言え、半世紀も生きてきた体は正直で、かつてのような体内に精気が横溢しているなどと感じることはなくなってしまった。だが、まだまだ老け込むわけにはいかない。塾長としての自負を心に持ち続け、健康にも留意しながら、私を頼りにしてくれる生徒たちの期待に応えていかねばならない。

 なんにしても大病もせず、毎日しっかり生きてこれたのが最大の喜びだ。来年の「十大ニュース」が明るい話題ばかりになるよう、もっともっと頑張ろう!!
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