じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

官僚たちの熱い夏

2009-09-06 22:05:08 | Weblog
★ 日曜劇場で久々に「官僚たちの夏」を見た。

★ 池田内閣から佐藤内閣へ、実在の人物を考えながら見た。日本の高度経済成長を支えた政治家や官僚の熱いバトルが繰り広げられていた。

★ 豪華キャストで、内容も濃いのだが、視聴率が伸びないのはなぜだろうか。世界陸上や選挙報道などの中断はあったが、10%に満たない視聴率はTBSの苦悩を象徴しているようだ。

★ 北大路欣也さんと言えば、かつて「華麗なる一族」では30%から40%に迫る視聴率を稼いだが、この2作の違いは何だろうか。

★ 一つには、「華麗なる一族」ではキムタクの存在があるし、男性陣の仕事をめぐる葛藤、家族間のドロドロとした争いに加えて女性陣のドラマが展開されると言った原作の面白さがあるのだろう。

★ 「官僚たちの夏」はどうしても男のドラマだし、政治的な内容が難しい上に、当時の出来事を知るには基礎学習が必要だ。

★ 視聴率だけがすべてではないから、これはこれで良いのだが。

★ ところで現代に目を向ければ、この夏は官僚にとって非常に熱い夏だっただろう。身の処し方を考えた人々もいたのではなかろうか。そして、これから予算編成。新政権のもとで新しい官僚のあり方が模索されるのであろう。
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「チェンジリング」

2009-09-06 20:45:01 | Weblog
★ クリント・イーストウッド監督作「チェンジリング」を観た。

★ 1928年、一人の子どもが行方不明になった。この実話を元に作られた映画だと言う。ロサンゼルス市警の腐敗、権力と戦う人々、少年連続殺人事件と盛りだくさんの内容だった。

★ イーストウッド監督作品はどれも筋金が入っている。権力への反骨心が感じ取れる。

★ それにしても、権力の腐敗はひどいものだ。コード12だったか、警察に不都合な人間は「精神病」として病院送りとなる。これを権力の横暴と言わずして何と呼ぶ。

★ しかし、そうした権力の横暴に対抗する人々の存在は救いだ。

★ 彼らが権力と対抗できる背景には神の存在がある。信仰心がある。人間の日々の生活を超越したところに神の存在がある。それが心に残った。

★ 「ウォンテッド」でも「チェンジリング」でも、アンジョリーナ・ジョリーが輝いていた。

★ 路面電車やクラシックカーなど、1920年から30年代の街並みをよく再現できたものだと感心した。

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