じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

運命とは奇妙なものだ。

2009-09-25 12:18:00 | Weblog
★ 運命とは奇妙なものだ。国連で演説し、安保理に参加している鳩山総理を見るとまるで、こうなるべくしてなったように思える。

★ 麻生氏でも、小沢氏でもこの場面には不釣り合いな気がしてしまう。

★ そもそもアメリカ、日本で民主党政権が誕生したのは金融危機の賜物だ。アダム・スミスの「神の見えざる手」というものがあるなら、単に需給バランスを超えて、それが働いたのかも知れない。

★ 時代はその時代にふさわしい配役を選ぶ。このキャスティングは見事だ。誰かが人類の歴史を演出しているのではないかと思えるほどだ。

★ 時代が人を選び、その人が時代を動かす。人類の歴史は社会変動と社会変革の織りなす織物のようだ。

★ 鳩山政権が始動してここ数日の動きは目覚ましい。特に外交面では、対アメリカ、対中国、対ロシアとそつなく対応している。「温室ガス25%削減」という公約は、実に効果的な打ち上げ花火だった。日本の存在感を十分にアピールできたのではないか。鳩山政権にはいいブレインがいるようだ。

★ 内政はこれから腕の見せ所と言うところだろう。政治は利害の調整だ。得をする人がいれば、損をする人もいる。そこをどう折り合いをつけるか。期待して見守っていきたい。

★ そして、将来の日本の国家像(中期的展望)を早く提言して欲しいものだ。すべてはそこに通じる道だから。 
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「ミスティックリバー」

2009-09-25 11:40:32 | Weblog
★ 監督が誰かを意識せずに映画を見ているが、ふと気づくとクリント・イーストウッド監督作品を多く見ている。

★ 最初に見たのは「ミリオンダラーベイビー」、次が「硫黄島からの手紙」「父親たちの星条旗」。最近は「チェンジリング」を観た。そして、「ミスティックリバー」。

★ 「硫黄島からの手紙」は少し異色だったが、他の作品には共通した色合いがあるような気がする。

★ 「ミステッィクリバー」は幼馴染の3人の少年が25年後に再会し、それぞれが一つの事件に巻き込まれていく話。渦のように奈落の底に落ちていくような描き方が重く、そしてスリリングだ。

★ 3人の少年はそれぞれに心に傷をもっている。性的暴行、犯罪歴、そして恋愛のもつれか。この傷が3人を悲劇へと導いていく。

★ 「ミリオンダラーベイビー」のラストシーン、窓越しのレモンパイは圧巻だが、「ミスティックリバー」の最後も意味深だ。

★ 音楽、撮影、イーストウッド作品ならではの重苦しい空気が全編に漂っている。彼の作品をもっと見たくなった。
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