じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

カネとコネの医学部入試

2018-10-24 09:56:19 | Weblog
☆ 私大医学部入試不正をめぐる文科省の中間報告、女性や浪人生に対する不当な合格抑制と共に、カネとコネによる情実合格の実態が垣間見えた。

☆ 医学界の旧態たる徒弟制度の伝統か。「医は算術」の慣習か。

☆ 大学付属病院や関連施設の都合もあるのだろうが、実に不公正だ。この歪みを認識できず追認してきた教授会の鈍感さ、あるいは必要悪として容認してきた倫理観。「白い巨塔」は健在か。変だね。

☆ 医師になるには国家試験に合格しなければならず、その合格率を競うなら女性であれ浪人生であれ優秀な人材を育成すれば良いと思うのだが(合格率だけなら、できの悪い学生に受験させないという手もあるが)、違った実利的な論理があるのだろう。

☆ 文科省は大学名の公表を控え、大学の自主的な判断に委ねる姿勢だが、かえって疑心暗鬼になるなぁ。「犯人探し」が活発になるなぁ。ここはズバッと公表して早期に解決した方が良いと思うのだがね。それができない理由があるのだろうね。 
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映画「八十日間世界一周」

2018-10-24 09:35:25 | Weblog
☆ 映画「八十日間世界一周」(1956年)を観た。

☆ 1872年、イギリスの名士・フォッグは「80日間で世界を一周する」として友人たちと賭けをする。当時80日で世界一周というのは無謀な挑戦だった。フォッグが成功するのか失敗に終わるのか、賭け好きのイギリス人気質を反映して大きな話題に。

☆ フォッグは風変わりな召使バスバルトゥと共に気球、蒸気機関車、馬車、時には駝鳥や象を乗り継いで世界一周を目指す。途中でいくつもの事件に巻き込まれる。果たして、刻限に間に合うのか。(バスナルトゥがいい味を出している。演じたのはメキシコ生まれのコメディアン、カンティンフラス)

☆ 当時の世界の風景が見事にカラー映像で映し出されている。セットの美術も壮大だ。風景とスタジオ撮りとの編集もうまく組み合わされており違和感がない。今ならドローンやヘリコプターを使った空撮もできるが、この時代では苦労が多かったことだろう。

☆ 3時間近い長い映画だったが楽しめた。有名なテーマ曲は気球のゆらゆら感をよく表している。有名俳優がちょい役で出演していて(カメオ出演)、エンドロールで「誰がどこに出てたかな」とクイズが出される。
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