じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

東野圭吾「小さな故意の物語」

2019-09-24 17:30:31 | Weblog
☆ 東野圭吾さんの「犯人のいない殺人の夜」(光文社文庫)から「小さな故意の物語」を読んだ。

☆ 校舎の屋上から達也が落ちて死んだ。自殺なのか事故なのか、それとも犯罪に巻き込まれたのか。

☆ 親友の「俺」が真相を追求していく。達也は自殺なんかしない。事故にしては、なぜあんな屋上の柵の上にいたのだろうか。犯罪?だれが何のために。

☆ 達也には幼い頃からの彼女がいた。達也はいつも彼女と一緒だった。なぜあの日に限って、達也は一人で屋上にいたのだろう。

☆ 誰もに(強い)殺意があったわけではない。10分の1か100分の1の確率が重なり合って、達也は転落した。

☆ 「小さな恋」と「未必の故意」がからみあった結果だった。

☆ シリアスな内容だけれど、淡々とした文章なので読みやすかった。
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