じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

我が家のコロナ騒動

2020-03-17 19:49:40 | Weblog
★ 89歳、寝たきりになって10年の父親。14日土曜日の朝に急に39.8度の熱を出し、その後、解熱剤と抗生剤を注入(胃ろうなので)したが、日曜日38度台から37度台後半、月曜日に訪問診療に来てもらい、誤嚥性の肺炎で重症との診断。在宅で7日間、抗生剤の点滴治療することになった。

★ ところで、今日の午後、急に病院から連絡をもらい、病院の何とかいう委員会で新型コロナウイルス(でないということを調べる)検査をしてもらうことになりましたとのこと。

★ 思わず頭が真っ白に。京都の宇治市はまだ感染者がいない。もし陽性だったら隔離されるのか。お世話になっているヘルパーさんたちに迷惑がかかるなぁ、塾は営業できないだろうし、家を売って食つなぐしかないか、などという思いが頭を駆け巡った。

★ やがて病院から看護師さんが到着。着々と検体と集め、本人との濃厚接触者を質問された。

★ 結果が出るまで、今さらながらとはいえ、とりあえずヘルパーさんに休止を連絡。ケアマネさんにも連絡。

★ 数時間がたって病院から、インフルエンザやマイコプラズマの感染も陰性だし、新型コロナのPCR検査は必要ないとの報告を受ける。

★ ホッと胸をなでおろすとともに、陽性だった人やその濃厚接触者、身近な人々は大変だろうなぁと改めて思った。身近になって病気だけに留まらないコロナの恐怖を実感した。

★ 父親の熱は今36度台まで下がっている。
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「テセウスの船」第8話まで

2020-03-15 11:22:02 | Weblog
★ ドラマ「テセウスの船」を第4話から第8話まで観た。犯人は誰なのか、黒幕は誰なのか、動機は何なのか。ますます面白くなってきた。

★ 原作のエンディングについてはネット上で散見されるが、ドラマは違った終わり方になるという。

★ 小学校で起こった毒殺事件。その犯人とされた父親。家族は非情な犯人の妻子として社会の非難を浴び、悲しい末路を辿る。父親は冤罪ではないか。真相を見つけようとする息子・心。そこでタイムワープが起こる。息子は事件が起こる数日前の現場に。心はまだ母親のおなかの中。そこには警察官の父親、優しい母親、元気な姉と兄、温かい家族があった。事件を未然に防ごうと息子は父親と共に犯人らしき人物を追うのだが・・・。

★ どうも加藤(事件当時は小学生)が怪しいが、黒幕の存在が見え隠れする。黒幕は心と同じくタイムワープした大人になった加藤なのか、それとも別に犯人がいるのか。そして動機は何か。タイムワープと共に変わっていく歴史。あと2回の放映が待ちきれない。

★ 心を演じる竹内涼真さん、父親の警察官を演じる鈴木亮平さんの熱のこもった演技。それに子ども時代の姉・鈴役の白鳥玉季さん、兄・慎吾役の番家天嵩さんも魅力たっぷりだ。
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昭和の金融恐慌

2020-03-14 05:38:42 | Weblog
★ 早朝のNHKラジオ、「今日は何の日」のコーナー。3月14日は、昭和の金融恐慌が起こった日だという。

★ その日1927年(昭和2年)3月14日、衆議院予算委員会では、政友会の吉植庄一郎が台湾銀行が所有する震災手形の金額を示すよう求め、銀行がつぶれるたびに国家がいちいち救済したのでは自由競争の原理がこわれると政府を追及していた。

★ これに対して片岡直温(なおはる)蔵相は「今日正午頃に於て渡辺銀行が到頭破綻いたしました」と発言してしまった。この失言(渡辺銀行はまだ破綻していなかった)で、取り付け騒ぎが起こり、渡辺銀行は翌15日に休業。取り付けは他の銀行にも飛び火し、預金を引き出そうとする多くの人が銀行に殺到、次々と休業に追い込まれる。

★ 1995年8月30日、木津信用組合(きづしん)が経営破綻したときの殺気立った光景が思い出される。

★ 今は一定額(1金融機関、預金者一人当たり1000万円)まで預金は保護される。ペイオフなんて言葉が一時期流行った。取り付けが起こりにくい仕組みになっているが、株価が連日、史上最大と銘打つ乱高下を繰り返す中、先が見えない人々の不安心理で、何が起こってもおかしくない気がする。

★ 参考文献、中村政則「昭和の歴史2 昭和の恐慌」(小学館)

★ 大臣の失言と言えば、森法相の、「震災の時、検事が真っ先に逃げた」発言。あまりに唐突過ぎて耳を疑った。
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株安が止まらない

2020-03-13 11:08:06 | Weblog
★ ニューヨーク株式の暴落を受け、今日の日経平均も大きく値を下げている。遂に1万6000円台。さらに下がれば1万5000円もあっさり割り込むかも。

★ せっかくなので、過去30年の株価の推移を復習してみた。1980年代中頃は1万3000円辺りだったものが、見事なまでのバブルで1989年12月29日には3万8915円まで昇りつめる。お立ち台で大きな扇子をもって乱舞する時代だった。

★ それがあっという間に崩壊。山一證券が破綻した頃には1万5000円前後。確か10行以上あった都市銀行も4つのメガバンクに再編されていく。

★ 2003年、「りそな」に公的資金が注入されたときは1万円を切っていたんだ。それから徐々に1万8000円ぐらいまで回復。ところが2008年のリーマン・ショックで、2009年3月10日には、7054円まで下落。当時は麻生内閣だった。

★ 民主党政権時代は1万円の壁を超えることが難しく、第2次安倍内閣以降、いわゆるアベノミクスで2万4000円まで上昇。それが一気に崩壊した感じだ。

★ ゼロ金利政策などかなり大胆な手法でアベノミクスを支えてきただけに、銀行の傷みが気になっていた。コロナショックは数年単位で長引きそうだ。政府は支援策を出しているが、弱い企業から崩壊しつつある。地方銀行もどこまで持ちこたえられるだろうか。

★ 人手不足、総活躍時代、働き方改革など、「そんなこともあったなぁ」という時代が来るのか。再び就職氷河期か。

★ 金融政策、財政政策、まだ手があるのだろうか。切羽詰まって統制経済、配給制の導入などにならないか心配だ。非常事態宣言を含む法律は、あまりにもあっさり決まりそうだ。平時に、冷静に見直した方がよいと思うのだが。
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WHO「パンデミック」

2020-03-12 11:52:56 | Weblog
★ WHOは新型コロナウイルス感染症を世界的な流行(パンデミック)だと表明した。

★ アジア界隈で感染爆発している分には冷静だったWHOも(中国への忖度があったのかどうかは不明だが)、イタリア、スペインなどのヨーロッパ諸国、そしてアメリカへの感染の拡大を受けて、今さらながらのパンデミック宣言に至ったのだろう。

★ パンデミックだと言われて特に何も変わらないが、アメリカのトランプ大統領は「ほぼ鎖国」の方針を打ち出すし、世界のあちこちで非常事態が宣言されている。

★ 感染拡大に伴って、経済が良くない。週刊誌は「コロナ大恐慌」と見出しを打つ。政府はできる範囲内(融通のできる予算内)での財政出動に乗り出したが、実行されるにはタイムラグがある。どこまで中小零細企業が持ちこたえられるか。金融政策はもはやお手上げか。今動いても焼け石に水。状況を静観の構え。

★ 日本の感染拡大期はまだ始まったばかりだ。あと10日やそこらで沈静化するとは到底思えない。少なくと半年、1年、長ければ数年の自粛が求められるのではないか。オリンピックは無理かな。

★ 企業の業績が悪化し、個人の収入が減り、消費が冷え込めば、税収が減る。トランプ大統領は減税を打ち出し、日本でも消費税を0%にするとか子育て世代に一律3万円を配るなどといった実質的な減税策が提案されているが、結局は赤字国債に頼らざるをえず、それは大増税へとつながっていく。

★ 東日本大震災のように所得税に一律付加するか、それとも消費税を12%あるいは15%まで上げるか。

★ 心配なのはイタリアやスペインの動向だ。イタリアの財政が悪化すれば、かつてのように極右勢力(ファシスト党のような)が台頭してくる恐れがある。スペインもその傾向がある。今は経済力に支えられているが、ドイツの動きが注目だ。もしかするとドイツに代わりアメリカが更に右傾化するかも。あるいはモンロー主義再びか。

★ コロナ禍は、再燃の不安を残しつつも遠からず沈静化する。その後は再びバブル。そのバブルの崩壊が恐ろしい。行き着くところは戦争しかないのか。前世紀の教訓は生かせるか。

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学年末考査の行方

2020-03-11 16:45:00 | Weblog
★ 1,2週間の「瀬戸際期」が更に10日間(程度)延長され、学校現場は再び混乱している模様。

★ 京都府宇治市の場合、小中学校は春休みまでの臨時休校なので混乱はないが、問題は京都府立学校。特に学年末考査(テスト)を予定している高校だ。11日の文科省からの通達を受け、各高校が対応に追われている。対応が分かれているので興味深い。

★ 城南菱創高校は、テストを行いそう。
  南陽高校は、テストを行わない。
  菟道高校は、テストを実施。
  西城陽高校は、テストを行わない。
  東宇治高校は、テスト実施。
  久御山高校は、13日中に決定とのこと。
  城陽高校は、テストを実施。
  京都田辺高校は、テストを実施。
  木津高校は、テストを行わない。
  京都八幡高校は、テストを実施。

★ 文科省が通達を出し、都道府県教育委員会が各高校に通知を出し、あとは学校長判断という感じ。結局責任は学校長が負うんだろうね。府教委の通知がなかなか微妙な表現だ。19日まで休校とするが登校日をつくって学年末考査をしても良いとのこと。それって休校なのかな。玉虫色ピカピカの文書だ。

★ 春のセンバツが中止となり、新学期もコロナに振り回されそうな予感がする。
  
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「カラオケ」は大賑わいという

2020-03-10 10:07:22 | Weblog
★ 産経新聞の電子版の記事から。新型コロナウイルスでクラスター(集団感染)が発生する要因として、換気の悪い閉鎖空間の外に、大声を出したり激しく体を動かすことがあるという。(多くウイルスを吸い込み、それが肺で増殖するとか)

★ 確かにライブハウスやスポーツジムが当てはまる。

★ 昨日の授業中、高校生が「今日カラオケに行ってきた」と言っていた。「それってリスク高いんじゃない?」と思わず1メートル外に後ずさり。さまざまな施設やイベントが閉鎖され、行き場のない若者たちでカラオケは混んでいたという。

★ 昼頃、ファーストフード店の前を通りかかると、「コロナ何のその」と大賑わい。人々の力強さと言うべきか。自宅待機の子どもたちのために昼食を買い求める親心か。

★ パチンコ店やゲームセンターも結構リスクが高そうだ。次のクラスターにならねばよいが。

★ イタリアのアウトブレイクが凄まじい。ここに来て致死率が高いのも気になる。日本は幸運にして今のところ感染者は減少気味。四方を囲む海のおかげだろうか。しかし、油断したときが危ない。専門家会議は19日まで警戒するよう訴えている。
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映画「20歳よ、もう一度」

2020-03-09 13:43:26 | Weblog
★ 映画「20歳よ、もう一度」(2015年)を観た。「怪しい彼女」の中国版。

★ これで、韓国版、日本版、ベトナム版、中国版をすべて観た。同じストーリでもそれぞれの国柄、文化の違いが見られて面白かった。

★ 中国版「20歳よ、もう一度」はキャストが美男美女ぞろい。おばあちゃんも韓国版では毒舌すさまじかったが、中国版では上品だ。作品としては中国版が一番美しく感じた。軍隊がらみのセリフが出てくるのは中国らしさだろう。

★ おばあさんが、彼女を慕うおじいさんに贈る果物、韓国版は桃、日本版はリンゴ、ベトナム版はバナナだったが、中国版では桃だった。

★ 中国版のエンディングは他国版と少し違っていた。他国版を観ていると物足りなく感じたが、美しく終わりたかったのだろう。

★ 同じ脚本でもキャストや演出が変わると違うもんだなぁと感じた。ウィキペディアによるとタイ、インドネシア、インド、ドイツでもリメイクの計画があるとか。インド版は恒例によりダンスが出てくるんだろうなぁ。ドイツ版というのは興味深い。アジア的な親子の情愛を西欧圏でどう描くんだろうか。
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円急騰

2020-03-09 11:24:52 | Weblog
★ 円が急騰している。103円をあっさり超え、102円も超えた。これに連動して株価が暴落している。

★ 原油価格も暴落。行き場を失ったマネーがのた打ち回っている。金融市場は大混乱だ。

★ コロナウイルス恐るべし。一気にバブルがはじけたようだ。

★ 三本の矢(三本目の矢はどうも怪しいが)で名目上の好景気を維持してきたアベノミクス。あっけなく崩壊しそうだ。

★ 政府、日銀はマイナス金利で銀行に負担を強いてきたが、この混乱で果たして銀行の体力は如何に。

★ 政権の先行きがますます不透明になってきた。安倍さんもお疲れ気味の様子だし。
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映画「ベトナムの怪しい彼女」

2020-03-08 22:01:53 | Weblog
★ 韓国版、日本版に続き、「ベトナムの怪しい彼女」(2015年)を観た。

★ ベトナム版は韓国版の脚本をほとんど忠実に使っていた。韓国版のおばあちゃんがかなり憎々しげだったのに対してベトナム版のおばあちゃんは結構上品で美しい。

★ 若い男性のカッコ良さは、お国柄が出ていた。

★ おばあちゃんが彼女を「お嬢さん」と慕う男性に送る果物(男性にとってはアレルギーなのだが)、韓国版は桃、日本版はリンゴ、そしてベトナム版はバナナだった。

★ ドラマとしては韓国版が面白かったかな。オリジナルだから。日本版は多部未華子さんの美しさと歌声が魅力的だった。ベトナム版は若返ったおばあちゃん役の女性が良かった。
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