じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

瀬戸際の先

2020-03-05 09:45:00 | Weblog
★ 新型コロナウイルス、世界の新たな感染者数は再び2000人台に、日本国内の感染者数も一昨日の25人から昨日の47人とほぼ倍増している。検査の進行や潜在者の顕在化があるのだろうが、いよいよ感染爆発が身近に迫っているようだ。

★ ここ「1,2週間が瀬戸際」というフレーズ。ここ1,2週間とはいつまでか。京都新聞は丁寧な表を載せている。2月24日の政府専門家会議の言い回しでは「これから1~2週間が拡大か終息かの瀬戸際」ということで、2月24日を起点とすれば3月9日までとなる。(蛇足ながら「終息」ではなく「収束」がふさわしいと思う)

★ 27日の安倍首相の発言では「ここ1~2週間が極めて重要な時期」ということで、27日から3月12日ということか。これに合わせて、京都府の公立高校などは3月13日まで休校となっている。(16日から学年末テストをするという)

★ 首相の臨時休校要請では「3月2日から春休みまで」、菅官房長官は「まず2週間」と発言したという。(菅氏の発言がまず妥当だと思う)

★ 1週間や2週間でこの感染拡大が終息するとは到底思えない。拡大か収束かということでは、どうやら拡大期にあるようだ。ピークをできるだけ低く、また発症を緩やかにするというのがせめてもの対策なのだろう。

★ 韓国やイタリアやイランのように感染爆発を起こすのか。日本全体がクルーズ船のようになり、「日本列島封鎖」なんて事態に陥ってしまうのか。最悪の想定をすればそうなる。

★ 政府は新型インフルエンザ特措法の改正で「緊急事態宣言」も視野に考えているようだ。国民に苦痛を強いる一方で、パーティに出席したり、ゴルフに興じたり、閣僚に緊張感が欠けている。このあたり週刊誌は手厳しい。

★ さて、瀬戸際の先には何があるか。瀬戸際の先には次の瀬戸際があったりして。「緊急事態」「非常事態」「有事」、言葉ばかりが躍って政府に権力が集中するが、果たしてその政府は信用に足るものなのだろうか。
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