じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

津村記久子「サキの忘れ物」から

2022-01-18 21:30:31 | Weblog
★ コロナ新規感染者が3万人を超え、京都も1000人を超えた。宇治市内の小中学校でも感染が確認され、休校もちらほら出てきた。次の週末は英検がある。中学校では3年生の学年末テストが始まる。最悪の時期の感染爆発だ。

★ 今年の共通テストは数Ⅰ・Aが難しかったようで平均点は100点中38点(速報)とか。そもそも共通テストとは何を目指すのか、考えさせらえる結果だった。出題者の要求水準が高すぎたのか、それとも従来型の受験勉強では対応できないのか。文系への転向や私学への進路変更などがあるのではと思う。

★ さて、忙しくてまとまった本が読めない。今日も過去にセンター試験で採用された津村記久子さんの「サキの忘れ物」の一部を読んだ。センター試験にしては珍しく新しい作品だ(2017年発表かな)。

★ 病院の喫茶コーナーで働く女性。常連のご婦人が「サキ」の短篇集を忘れたことから話が始まる。保管してあったので無事にご婦人の元に帰った文庫本。次の日、ご婦人は大きなブンタンを店のみんなにくれた。ブンタンの酸っぱい香りが感じられる作品だった。

★ あるサイトで作品の冒頭を読むことができた。設問部分以上に面白そうなので、サキの短篇集とともに読んでみようと思った。

★ 毎日、ドラマ「FBI 特別捜査班」を観ている。よくできた作品で面白い。銃がらみの犯罪が多かったり、家庭の崩壊、人種問題、格差問題、ジェンダーやテロやスパイなど、アメリカの抱える(アメリカだけに限ったことではないが)問題が描かれている。
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耕治人「一条の光」から

2022-01-17 01:07:57 | Weblog
★ 大学入試共通テストの本試験が終わった。生徒たちは早速自己採点。国公立を目指す人は志望校を決める作業に入る。そして、私立大学の入試までカウントダウンに入る。(私立高校受験まではあと25日だ。)

★ 今日はセンター試験の過去問から耕治人さんの「一条の光」を読んだ。大学入試共通テスト(センター試験)の文学作品は講談社文芸文庫から出題されることが多いように思う。あまり商業ベースに馴染まない私小説、心境小説、内向世代の作品を集めているからだろうか。

★ 「一条の光」は戦前の話。時局向きの作品を書かず、掲載される雑誌もないから、自分の書きたいものだけを書いている新人小説家。かつては豊かな生活を送っていたようだが、今は4畳半と3畳のアパートに妻と住んでいる。その妻が姪を養子にして一緒に住みたいという。夫は乗り気ではないのだが、そんなことはお構いなく、既に話は進んでいる様子。いざ、姪を迎え入れると、何となく幸福感を感じる夫。しかし、戦局は悪化し、姪(娘)は実家に疎開することに。変転する環境に揺れ動く作者の心情が綴られている。

★ 試験に採用されなければまず読まない作品だ。パラレルワールドも殺人事件も登場しない。経済小説でも政治小説でもない。淡々と日常を書いているという感じだ。

★ さて、コロナの猛威が止まらない。人口18万人余りの宇治市でも連日50人を超える新規感染者が確認されている。やはり若年層、特に10代や10代未満の児童生徒への感染拡大が顕著だ。ここ数日は教職員への感染も広がっている。エッセンシャル・ワーカーという言葉をよく聞くようになった。教職員への感染拡大で遠からず学校現場は機能不全に陥る。その時どうするか、考えておいた方が良いように思う。

★ 一斉休校すれば、子どもの世話をするために親が仕事を休まねばならない。感染や濃厚接触とは別に労働力不足が深刻になりそうだ。事態はあまりに急速に進んでいる。皮肉にもこの時代なら私小説も面白かろうと思った。
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黒井千次「庭の男」

2022-01-15 17:27:51 | Weblog
★ 感染爆発の中の大学入試共通テスト。かつては9月入学制なども検討されたが、のど元過ぎればで議論はいつしか立ち切れ、大変な時期の大変な試験となった。それに東大会場では受験生を狙った「無差別テロ」があったとか。日本も通り魔的テロが横行するようになったのか。病んでるなぁ。

★ さて、国語に出題されたとかで、黒井千次さんの「石の話」(講談社文芸文庫)から「庭の男」を読んだ。定年退職した男。子どもたちも巣立ち、今は妻と二人暮らし。子どもたちの成長とともに増設した庭のプレハブに今は住む人もなく、リビングへの日差しを遮るばかり。男は薄暗いリビングで時間を持て余しているようだ。

★ 男の楽しみはキッチンの窓から眺める隣家の庭。しかし、隣家の子どもも成長し、男の家と同じようにプレハブが建てられた。それだけなら良かったのだが、中学生になった隣家の子どもはどこからともなくガラクタを集め、その一つが映画の看板。男は描かれた絵の視線が気になって仕方がない。遂に意を決して、少年に懇願するのだが・・・。

★ 芥川龍之介の「鼻」や中学生の頃、教科書に載っていた「塔の上の鶏」のように、複雑な心境が描かれていた。


★ 京都は連日、新規感染者数の新記録を更新中。宇治市でも昨日は6小学校で13人が感染。中学校や高校でも感染者が相次いだ。ほとんどが家庭内感染というが、感染者が出た学校では疫学調査中とのこと。感染爆発はまだ拡大期。軽症が多いから、もはやインフルエンザのような感じだが、低年齢層での急拡大が気がかりだ。文科大臣は「一斉休校はない」というが、なんせ朝令暮改の政府だから、どうなるやら。



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文学史の設問

2022-01-13 20:03:55 | Weblog
★ 近隣の中学校、コロナ感染者が出たようで、1年生が学年閉鎖になった。それ以上のことは、学校からまだ連絡がないということで、今日の塾の授業はひとまず休講にした。1学年の閉鎖で済めばよいが、今の感染拡大からすると、学校閉鎖も現実味を帯びてきた。

★ 学校が休校になるのはインフルエンザも同様でそれほど珍しいことではない。ただ、濃厚接触者の隔離期間と中学3年生の受験が重ならないように祈るばかりだ。

★ さて、高校3年生が受験に向けて文学史の勉強をしていた。立命館大学では国語で文学史の問題が出るという。例えば次の中から、村上春樹の作品を選ぶ問題。①方舟さくら丸、②エーゲ海に捧ぐ、③万延元年のフットボール、④限りなく透明に近いブルー、⑤憂鬱なる党派、⑥羊をめぐる冒険、⑦赤頭巾ちゃん気をつけて

★ 正解はもちろん⑥の「羊をめぐる冒険」だが、今の高校3年生はどれほどの解答率やら。ちなみに勉強していた子は、1冊も目にしたことがないという(読むまで行かなくとも)。

★ 「憂鬱なる党派」や「赤頭巾ちゃん気をつけて」とは懐かしい。前者は高橋和巳、後者は庄司薫だ。学生運動が盛んだったころの物語だね。「エーゲ海に捧ぐ」(池田満寿夫)や「限りなく透明に近いブルー」(村上龍)は随分セクシーな作品が選択肢だね。60代の私には馴染みが深いけれど。今の高3で読んでる人はいるのかな。

★ 別の設問で、「天平の甍」が井上靖、「高野聖」が泉鏡花ぐらいは、ちょっと文学史をやればわかるかな。
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柚月裕子「パレートの誤算」

2022-01-12 16:59:09 | Weblog
★ 寒い1日。爆発的に増える新型コロナ感染者。京都でも400人を超え、公立学校も時差登校を検討する段階だ。入学試験はどうなるやら。オミクロン株は若年層での感染が多いから、塾業界も緊張感が高まっている。

★ さて、柚月裕子さんの「パレートの誤算」(祥伝社文庫)、やっと読み終えた。クライマックスの辺りは定番通りの展開だったが、柚月さんの作品は面白い。

★ 市役所社会福祉課の臨時職員、牧野聡美は不本意ながらケースワーカーの仕事を担当することとなった。生活保護受給の是非を見極め、自立に向けてサポートをするという仕事だ。仕事を始めてまもなく、受給者が多く住むアパートで同僚職員が殺され火を放たれる。

★ 警察に協力しながら、彼女と同僚の小野寺たちケースワーカーも事件の真相を探り始める。しかし、自己保身がすべてで事なかれ主義の上司。市の上層部はマスコミの視線を恐れるばかり。事件の真相に近い受給者たちも口が重い。どうやら裏には暴力団の影、「貧困ビジネス」があるようだ。更には暴力団と行政の癒着が・・・。

★ (最後まで読むと、小野寺の叔父も怪しい。)

★ 憲法で保障された生存権。その具体化である公的扶助(生活保護制度)。何らかの事情で自分で生計を立てられない人の最後の砦だ。しかし、その制度を食い物にする人たちがいる。一方で政府の引き締めで、十分な保障を受けられない人たちもいる。制度と現実のはざまでケースワーカーは苦悩している。

★ ミステリーという形式ではあるが、今ある社会現象を活写している。格差、介護、育児放棄、児童虐待、ヤングケアラーなど、残念ながら小説のネタは尽きそうにない。

★ そう言えば、ドラマ「FBI 特別捜査班」第1シーズン(2018年)第12話が面白かった。極右のリーダーが部屋に滞在中、火炎瓶で焼き殺される。FBIがその捜査にあたるが、ちょどそのとき、左翼の学生組織が銃撃される。報復のようだ。互いに憎しみが連鎖する。極右リーダーを殺したのは誰なのか。

★ 分断されるアメリカがよく表現されていた。どうも寛容の精神が乏しくなっているようだ。自分(たち)と異なる意見が許せない空気があるようだ。銃ばかりではなく、火炎瓶(あるいはガソリンを使った手製ナパーム弾)がテロに使われるところは悲しい時流なのか。
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村上春樹「ドライブ・マイ・カー」

2022-01-10 21:21:11 | Weblog
★ 映画が話題になっているので、村上春樹さんの「女のいない男たち」(文春文庫)から「ドライブ・マイ・カー」を読んだ。

★ 1人の女性に振り回される男たち。男には女の心はわからない。わかりたいけどわからない。わかったように自分自身と折り合いをつけ、わかったように演じるしか仕方がない。そうしなければ、先へは進めない。そんなことを感じた。

★ 俳優であり演出家である中年男性、事情があって愛車の運転手を雇うところから物語が始まる。知人に紹介されたのは娘ほど年の離れた女性。最初は不安だったが、器量があまり良くないところや無口なところ、そして何よりドライブテクニックに満足して雇うことにした。

★ 男は絶好の聞き手を得て、20年間連れ添いながら、病で失った妻のこと、その妻が他の男に抱かれていたこと、妻を抱いた男と友達になったこと、などを語る。なぜ、誰にも語れないようなことを話しているのか、男自身、不思議に思いながら語り続ける。そして、語ることによって、男は亡き妻の呪縛から解き放たれようとしているのかも知れないと思った。

★ 劇中劇のような構成が面白い。キャストをイメージしながら映画の予告編を観たが、なるほどなぁと思った。脚色も良さそうだ。


★ 本筋とは関係ないが、年の離れたヘビースモーカーの専属ドライバーがタバコを車からポイ捨てする場面。そういえば、彼女の出身地が実在する地名であったことから苦情が寄せられたというニュースがあったなぁ。「この作品だったのかー」と思った。文庫では架空の町に差し替えられていた。そのあたりの事情が「まえがき」にも記されていた。 
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三島由紀夫「親切な機械」

2022-01-09 23:42:27 | Weblog
★ 京都新聞「日曜プラス」のページ、森田信明氏(京都新聞の元編集委員だという)による「新・京滋 文学の舞台を行く」を読んだ。タイトル通り、京都や滋賀を舞台にした文学作品を現在の風物を背景に紹介するというものだ。今回は、三島由紀夫の「親切な機械」を取り上げていた。

★ 早速、三島由紀夫「岬にての物語」(新潮文庫)に収められているこの作品を読んでみた。三島が自ら後記で記しているように、この作品は1948年に実際に起こった京都大学生による同大学の女子学生殺しを題材にしている。(「親切な機械」は1950年に発表されたものだという。)

★ 窮屈な戦時体制から解き放たれた空隙の中で、新たな価値観を模索する人々の姿を感じた。「自由」というものを持て余しているように感じた。

★ なぜ、女子京大生が殺されるに至ったのか。作品には4人の京大生が登場する。物語の中核を担う木山という男。今は下宿の未亡人と懇ろな間柄でありながら、季子(すえこ)という女性と付き合っている。

★ 木山にはもともと鉄子という彼女がいた。木山は彼女の自己主張の強さに嫌気がして、距離を置くようになっていた。しかし、木山に新しい彼女ができたと知ると、再び鉄子が近づいてきた。それを鬱陶しく思う木山は、彼女を猪口という男に押し付けようと画策する。猪口は鉄子に気があるらしく、早々に結婚を申し込んだ。彼女はそれを拒んだのだが。

★ この猪口が加害者で鉄子が被害者である。外面的には結婚を断られた男がそのことを根に持ち犯行に至ったと捉えられているが、三島は更に二人の内面に踏み込んで物語にしている。京都大学が男女共学になって1年、大きく変転する時代の中での事件だった。


★ 朝早くから、今年度最後の模擬テスト。そのあと授業と忙しく、会話文の少ない作品の中盤は睡魔との戦いだった。理屈っぽいが三島の文体は魅力的だった。 
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西村賢太「小銭をかぞえる」

2022-01-08 18:58:05 | Weblog
★ 世の中には困った人がいるものだ。本人にとっては必要不可欠なもので、それへの執着こそが自らの存在意義なのだろうが、傍から見ると道楽にしか思えないことに散財する。

★ それもお大尽の道楽なら、世にカネを回す効果もあろうが、カネもないのに欲望が優先し、足らないカネは他人に無心してその場を凌ぐ。少なくとも友人には持ちたくないタイプだ。

★ 西村賢太さんの「小銭をかぞえる」(文春文庫)から表題作を読んだ。この作品の主人公こそまさにそうした人物だ。心酔する作家の全集を刊行する(実質は自費出版)ために、なけなしのカネをつぎ込む。しかしまともに働いているわけではなく、生活費は同棲している女性に支えられている現状。彼が目指しているものは背伸び以上の何物でもない。

★ 支払いに行き詰まり、男は金策に走る。しかし、既に借金を数々踏み倒しているだけに、当然ながらカネを貸してくれる人は見つからない。どうにも行き詰って同棲している彼女の実家を当てにするが、実家にも既に多額の借金がある。

★ 見栄や理想ばかりが高く、どうしようもない男に遂に彼女も愛想が尽きたのか。物語はこれからの不穏な展開を思わせながら余韻を残して終わっている。タイトルの「小銭をかぞえる」は終盤の修羅場の場面。描写が生き生きとしている。私小説だというから、現実味がある。

★ 私小説好きの大学入試共通テスト(センター試験)だが、この作品は取り上げられないだろうなぁと思った。

★ (男の生きざまは実に不快なのだが、読んでしまうんだよね。作家の技かな。)

★ (追記)藤澤清造「根津権現裏」(新潮文庫)から西村賢太さんによる「解説」を読んだ。この作品によって人生が変えられたと述べ、清造の歿後弟子を自認するだけあって、この解説には力がこもっている。

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ドラマ「FBI:特別捜査班」

2022-01-07 17:14:39 | Weblog
★ 冬期講座が終わり、残務整理に追われています。次の日曜日は最後の模試。確定申告の準備やら、新年度生の募集やら、毎年のことながらバタバタした日が続きます。

★ さて、じっくり本も読めないので、ドラマ「FBI:特別捜査班」(2018年)を観始めた。テロリストや連続殺人犯をFBIが追い、最後は事件が解決という、お決まりの筋立てだが、ボーっと観るにはありがたい。

★ 読書は、ミステリー文学資料館編「江戸川乱歩の推理教室」(光文社文庫)から、永瀬三吾さんの「四人の同級生」、千代有三さんの「語らぬ沼」を読んだ。どちらもショートショートサイズの作品で、犯人は誰か、犯行の手口は、と読者に問いかける。

★ 永瀬さんも千代さんもよく存じ上げなかったが、昭和の作家さんのようだ。「四人の同級生」は1人の女性にあこがれる4人の男たち。そのうちの1人が殺されるのだが、犯人は意外な人だった。「語らぬ沼」は、雪深いスキー場が舞台。そこにある汚れた沼で1人の女性が溺死する。連れの3人が怪しいのだが・・・。

★ 殺人事件はどれもおぞましいが、最近はフィクションより現実がひどすぎて。

★ 新型コロナの新規感染者数が倍々で増えている。新学期が始まったからか、ちょっとやんちゃっぽい中学生たちがグループで歩いていた。「新年会」でもするのだろう。クラスターにならねばよいが。空港検疫で水際対策をしても米軍基地から感染が広がればどうしようもない。なんかチグハグしているなぁ。
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鮎川哲也「不完全犯罪」

2022-01-04 19:27:14 | Weblog
★ 日本での1日の新規コロナ感染者数が1000人を超えたという。予想通り1月中頃にはオーバーシュートになりそうな気配。欧米のように1日10万人以上の新規感染者が出るのだろうか。そうなれば医療の逼迫どころではない。

★ 先手先手というが、この数週間、政府は何をやったのか。これから何ができるのか。神社仏閣など各地の観光地は賑わいを見せている。帰省した人も昨年よりはかなり多そうだ。水際作戦は難なく突破され、市中感染、クラスターが増えている。大学入試共通テストまではあと10日。どうなることやら。

★ さて、ミステリー文学資料館編「江戸川乱歩の推理教室」(光文社文庫)から鮎川哲也さんの「不完全犯罪」を読んだ。

★ 何をするにも慎重で用意周到。付けられたニックネームが「ブリジストン(石橋)」。嫌がるどころか本人もこのネーミングがお気に入りの様子。何事にもコチコチの性格だから、女性にモテるはずもなく、30歳にして初めて職場の同僚に恋をした。

★ そして意を決して告白するもあえなく撃沈。理由を聞けば彼女の弟の就職で世話になった人に求婚されているという。それがよりにもよって「ブリジスト」君の同期で反りが合わない奴というから、気持ちがおさまらない。そいつを殺してしまおうといつもながらの用意周到な計画を立て、実行に移すのだが、結局失敗する。なぜ彼は完全犯罪に失敗したのか、というのが作家からの挑戦状だ。

★ 完全過ぎて不完全になってしまったいう皮肉な事件だった。

★ 仕事が本格的に再開した。これから2月10日前後の私立高校入試、16日の公立高校前期試験、3月8日の公立高校中期試験までノンストップだ。すべては「先生合格しました!」の一言のために。

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