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ブックオフ(古本屋さん)へ行くのはなによりの楽しみです。
月に数回行きます。
実家に帰ると実家近くの、旅行に行けばその先々であの黄色い看板を見ると、素通りはできません。
なにしろ古本屋さんなんですから、その店その店で品揃えが違うのです。
地域性がでるというか、なんというかとにかくこれがとても魅力的!
で、この一冊は実家近くのブックオフで見つけたのもの。
基本的に私は105円棚しか見ません。
あとは雑誌の棚くらいかな~。
ここは105円棚が充実していて、ものすごく楽しみにしていたのです。
今回も良い買い物ができました。
だって茨木のり子さんの詩集があったのですよ!
『時雨の記』(中里恒子さん著・文藝春秋)は良い買い物のうちの一冊。
著者も中身もまったく知らないのに、なぜか惹かれました。
タイトルに惹かれたのです。
はたして、この小説は心に沁みるとても美しい内容でした。
一気に読んでしまったけれど、これから何度も読み返したくなるなぁと思いました。
そして私にとっては初めてだった中里恒子さんについて、知りたいなぁと思っているところです。