聖書を学ばれた方は、この広大な宇宙とその宇宙の中に地球を秩序正しく創造し、その地球を美しい環境に整え、人が住めるようにして下さった方こそが、偉大な創造者エホバ神であることを理解し、深く感謝を表わされています(創世記1章。イザヤ45:18)。エホバ神は至高者であられ、私たちの命を顧みて下さっているゆえに栄光と賛美を受けるにふさわしい方なのです(詩編83:18.啓示4:11)。今日紹介します詩編8編は、エホバ神の威光と人間は神より少し劣る者とし尊厳が付与されていることが記されています(詩編8:1、4,5、9)。詩編8編には次のように記されています。
ギテトの指揮者へ。ダビデの調べ。
「わたしたちの王エホバよ、あなたのみ名は
全地にあって何という威光を帯びているのでしょう。
あなた(エホバ神)の尊厳は天の上で語り告げられます。
あなたは子供や乳飲み子の口から力の基を据えられました。
それは、あなたに敵意を示す者たちのため、
敵と復讐する者たちをとどめるためでした。
わたしがあなたの指の業であるあなたの天(宇宙)を、
あなたの定められた月や星を見るとき、
死すべき人間が何者なのであなたは
これを思いに留められるのですか。
地の人の子が何者なのでこれを顧みられるのですか。
あなたはまた、人を神のような者たちより少し劣る者とし、
次いで栄光と光輝を冠としてこれ(人間)に添えられました。
あなたはこれ(人間)にご自分のみ手の業を支配させ、
すべてのものをその足の下に置かれました。
小家畜や牛、それらすべて、
さらに、原野にいる獣、
天の鳥、海の魚、
海路(うみじ)を通って行くものを。
わたしの王エホバよ、あなたのみ名は
全地にあって何という威光を帯びているのでしょう」(詩編8:1~9)。
上記の詩編8編は、神エホバのエホバというみ名は、全地あって威光を帯びている、つまりその偉大な創造エホバ神の業は人間の犯しがたい威厳、威勢を放っているいることを教えています。一方、人間にはエホバ神より少し劣る者として尊厳が与えられていることを「栄光と光輝を冠として」人間に添えられたことが記されています(詩編8:5)。エホバ神の威光について、私たちが畏怖の念を抱く広大な宇宙の創造の業を「あなたの指の業」と、表現しています(詩編8:3)。私たちは科学の発達によって、月や太陽や星々が宇宙の物理的法則によって秩序を保って移動していることを理解していますが、それらの宇宙の法則を「あなたの定められた」と、表現しています。エホバ神の威光は宇宙のすべての法則にも表れています。それゆえ、エホバ神は「あなた方の目を高く上げて見よ。だれがこれらのもの(宇宙とその中の星々)を創造したのか」と、問いかけられています(イザヤ40:26)。あなたは美しい星空を見上げて何を感じますか。その偉大な創造者エホバ神は、ご自分が創造された地上の植物や家畜や獣たちや空を飛ぶ鳥たち、海の魚等々を管理する能力を人間に付与していることが記されています(詩編8:6~8.創世記1:28)。そうしたエホバ神の威光を理解するなら、エホバ神のご意志を学び守り行うようにイエスが教えられた深い意味を理解する助けになるのではないでしょうか(マタイ7:21~25)。
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