神エホバのお考えは人間の考えよりはるかに高く、ご自分の預言された言葉は必ず成し遂げられ、確かな成功を収めます(イザヤ55:8~11)。聖書のイザヤ書を読むと神エホバがイザヤを通して語られた言葉がその通り成就して行くので、得心できます。
西暦前9世紀の半ば頃、ヘブライ人の預言者ヨナはアッシリア帝国の首都ニネベに入りました。神エホバからヨナは重大な音信、「立って大いなる都市ニネベに行き、彼らの罪がわたし(エホバ)の前に達したことを告げよ」と、命じられていました(ヨナ1:2,3)。
ヨナは神エホバの任務を与えられると、反対方向のタルシシュに向かって逃げました。ヨナがそのような行動に出たのは、アッシリア人は残虐な民だったからです。アッシリア人の君主の一人は、敵たちにどんな残酷な仕打ちを加えたかについて、「役人どもの・・・手足を切断した。彼らの中の多くの捕虜をわたしは火で焼き、・・・わたしは、ある者たちの手や指を切り取り、他の者たちの鼻を切り落とした」と述べています。しかし、ヨナが神エホバの音信を伝えると、ニネベの人々は悔い改め、神エホバはニネベを許されました(ヨナ3:3~10.マタイ12:41)。
反逆したイスラエル人も同じヨナから伝道を受けましたが、こたえ応じるでしょうか(列王第二14:25)。イスラエル人は、こたえ応じず、清い崇拝に背を向け、「天の全軍に身をかがめ、バアルに仕える」ことまでしました。それだけではなく、「自分たちのの息子や娘たち火の中を通らせ、占いを行い、兆しを求め、身を売ってエホバの目に悪いことを行なっては、神(エホバ)を怒らせ」ました(列王第二17:16,17)。二ネベの人々と異なり、反逆したイスラエルは、神エホバが警告するために預言者たちを遣わしても、こたえ応じませんでした。そのため、神エホバはもっと強硬な手段を取ることにされます。イザヤを通して神エホバが与えた警告は次回にお伝え致します。
WWW.JW.ORG
平成の 最後の記念 花見客 今日の一句
庭に次々と咲く「椿」