聖書には、アブラハムのおいロトが娘たちにぶどう酒を多量に飲まされ、知らずして娘たちと関係を持ち、子孫をもったことが記されています。次いで聖書は、アブラハムの妻サラを王アビメレクが連れてこらせましたが、神エホバが介入し、守られたことが次のように記されています。
「さて、アブラハムはネゲブの地方に宿営を移動させ、カデシュとシュルの間に住むようになった。ゲラるに住んでいた時、アブラハムは妻のサラのことを「私の妹です」と言っていた。そこでゲラるの王アビメレクはサラを連れてこさせた。その時、神(エホバ)は夜に夢の中でアビメレクの所に来て、こう言った。「あなたが連れて来た女性(サラ)がもとで、あなた(王アビメレク)は死んだも同然である。彼女は結婚しており、別の男性のものだからだ」。アビメレクはまだサラに近づいていなかったので、こう言った。「エホバ、あなたは無実の国民を殺されるのですか。彼(アブラハム)は私に、「あの人(妻サラ)は妹です」と言ったのではありませんか。彼女(サラ)の方も、「あの人(アブラハム)は兄です」と言いたのではないでえしょうか。私は何の悪気もありませんでした。悪いことをしているなどどとは思っていなかったのです」。真の神(エホバ)は夢の中でアビメレクに言った。「悪気がなかったことは知っていた。だからこそ私は、あなたが私(エホバ)に対して罪を犯すことがないようにしていた。彼女(サラ)に触れさせなかったのだ。今すぐ、あの男性(アブラハム)の妻を返しなさい。彼(アブラハム)は預言者なので、あなたのために祈願をしてくれて、あなたは生き続ける。しかし、彼女を返さないなら、あなたもあなたの家の人たちも死ぬことになる」」(創世20:1~7)。
上の聖句に記されている通り、王アビメレクは、アブラハムが妻サラのことを「妹です」、と言い、サラも夫のアブラハムを「兄です」と言っていたので、サラが結婚しているとは知らず、悪気はなく、サラを妻にするために連れて来させていました。しかし、神エホバの介入で、王アビメレクがサラに触れることがないように保護されました。
神エホバは結婚の創始者であり、悪気がなくても、結婚関係にある妻に触れることは許容しない神であられることが分かります。神エホバは夫婦の絆を愛で結び、姦淫、淫行を許さない神なのです。
WWW.JW.ORG
雨の中 花から花に アゲハ蝶 今日の一句
庭で実った「ぶどう」