アブラハムは、神エホバの祝福によって充実した人生を送り、その生涯は175年だったことを聖書は記録しています。続いて聖書はアブラハムの子イシュマエルとイサクについての記録を記しています。
「以下は、アブラハムの子イシュマエルについての記録である。イシュマエルは、(アブラハムの妻)サラの召し使いだったエジプト人ハガルとアブラハムの間に生まれた子だった。
イシュマエルのの子の名は次の通りである。イシュマエルの長男ネバヨト、ケダル、アドベエル、ミブサム、ミシュマ、ドマ、マサ、ハダド、テマ、エトル、ナフイシュ、ケドマ。これらの人がイシュマエルの子であり、各氏族の長12人である。彼らの居住地や宿営地もその名前で呼ばれる。イシュマエルの生涯は137年だった。イシュマエルは息を引き取り、先祖たちと共に横たわった(埋葬された)。イシュマエルの子たちは、エジプトに程近いシュルのそばのㇵビラからアッシリアまでの地域に広がって住んだ。それぞれが兄弟たちの近くに住んだのである。
以下は、アブラハムの子イサクについての記録である。
アブラハムにはイサクが生まれた。イサクは40歳の時、リベカと結婚した。リベカはパダン・アラムのアラム人ベトエルの娘で、アラム人ラバンの妹である。イサクは妻のことでエホバに何度も請願した。子供が出来なかったからである。エホバはイサクの願いを聞き入れ、妻リベカは妊娠した。やがて胎内の子たちが押し合うようになったため、リベカは言った。「こんな目に遭ってまで、どうして生き続けなければいけないの」。リベカはなぜこのようなことが起きるのか、エホバに尋ねた。するとエホバは言った。「二つの国民があなたの胎内にあり、2っの民があなたから生まれる。一方の国民がもう一方の国民より強くなり、兄が弟に仕えることになる」。
出産の時がやって来ると、胎内には確かに双子がいた。先に出て来た子は、全身が赤く、毛でできた服を着ているかのようであった。それでその子はエサウと名付けられた。次に弟が出てくると、その子の手はエサウのかかとをつかんでいた。それでその子はヤコブと名付けられた。リベカがこの2人を産んだ時、イサクは60歳だった」(創世25:12~26)。
上の聖句に記されている通り、アブラハムが妻サラの虫使いであったエジプト人に産ませたイシュマエルには、12人の子供が生まれたことが記され、イシュマエルは137年の生涯を閉じたことが記されています。アブラハムは175年の生涯でしたが、イシュマエルは137年の生涯ですから、現在の科学や医学の進歩した時代の人々より、ずっと長生きだったことが分ります。
アブラハムの息子イサクが、リベカと結婚した年齢は40歳で、妻リベカには子供が恵まれなかったことが記されています。リベカが神エホバに子供を授かるように懇願した結果、リベカは双子を妊娠しました。しかし双子の子供が胎内で動くことに、リベカは神エホバに助けを祈った結果、エホバが重要な音信を伝ええました。リベカが双子を出産した時イサクは60歳でした。結婚して20年後に2人の子供に恵まれたのです。
イサクに生まれた双子の息子エサウとヤコブの特質の違いを聖書は記録していますので、その内容を次回にお伝え致します。
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