王アビメレクはアブラハムの妻サラを、独身の女性と思い、妻にしょうとしました。しかし神エホバの介入によってサラは保護され、アブラハムに返すように、王アビメレクに指示されました。さて、この出来事はどのように展開するでしょうか。聖書は次のように記しています。
「アビメレクは朝早く起き、家来たち全員を呼んで、起きたことを全部話した。すると家来たちは非常に恐れた。それからアビメレクはアブラハムを呼んで、こう言った。「何ということをしてくれたのだ。私があなたにどんな悪いことをしたと言うので、あなたは私と私の王国をこんなにひどい目に遭わせたのか。あなたがしたことは間違っている」。アビメレクは続けて言った。「どういうつもりでこのようなことをしたのか」。アブラハムは言った。「私はこう思ったのです。「ここの人たちには、神(エホバ)への畏れがない。だから私は、(美しい)妻を奪おうとする者たちに殺されるだろう」。それに、彼女(妻のサラ)は実際に私の妹なのです。私の父の娘であり、母が違うだけです。妹が私の妻になったのです。それで、神(エホバ)に命じられて父の家族から離れ、旅を始めた時、私は彼女(妻のサラ)にこう言いました。「どこえ行くとしても、私のことを「兄です」と言ってくれないか。そうすることで、私への揺るぎない愛を示してほしい」」(創世20:8~13)。
王アビメレクは、アブラハムが妻サラのを「私の妹です」と呼び、妻のサラも夫アブラハムを「兄です」と、と呼んでいたので、悪毛はなくサラを独身と思い妻にしょうとしました。それで、王アビメレクは、アブラハムの取っていた言動に対し、「何ということをしてくれたのだ。・・・あなたのしたことは間違っている」と正しました。それに対してアブラハムは、自分が考え、妻に指示ていた内容を率直に伝えました。上の聖句で紹介しました通り、サラが、夫アブラハムを「兄です」と言ったのは、アブラハムへの揺るぎない愛の表明として、夫の要望に応えたのです。
アブラハムの思慮深い答えを聞いた王アビメレクはどのように対応すれでしょうか。その内容は次回にお伝え致します。
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夫婦にて 庭に休みし 糸トンボ 今日の一句
卓上の「唐綿と姫ヒマワリの花」