聖書にはモーセが約束していた通りに、イスラエル人は土地を配分したことが記されています。当時も今日も不動産の相続はとても大切な事項であることが分かります。引き続き聖書にはカレブがヨシュアに言った言葉が記されています。心の賢いカレブの言葉から何を学ぶことができるでしょうか。
「ユダの人たちがギルガルでヨシュアの所にて、ケナズ人エフネの子カレブがヨシュアに言った。「あなた(ヨシュア)は、エホバがカデシュ・バルネアであなたと私について、真の神に仕えた人モーセに話した事をよく知っています。エホバに仕えたモーセによりカデシュ・バルネアから遣わされてこの土地を偵察した時、私は40歳でした。私(カレブ)は戻って率直に報告をしました。一緒に行った兄弟たちは民の心をくじきましたが、私(カレブ)は自分の神エホバに心から従いました。モーセはその日に誓って言いました。「あなた(ヨシュア)が歩いた土地はずっとあなたとあなたの子たちの所有地となる。あなたが私の神エホバに心から従ったからである」。エホバは約束通り、私を生き続けさせてくださいました。イスラエルが荒野で歩いていた時にエホバがモーセにその約束をしてから45年たち、私は今85歳です。私は今も、モーセに遣わされた日と同じく強健です。戦いでもほかのことでも、私の今の力はその時と変わりません。ですから、エホバがその日に約束してくださったこの山を私に与えてください。その日にあなたも聞いたように、そこにはアナク人がいて、防備された大きな町がありますが、エホバはきっと私と共にいてくださいます。エホバの約束通り、私は彼らを追い払います」。
ヨシュアはエフネの子カレブのために祝福を願い求め、ヘブロンを与えた。こうしてヘブロンはケナズ人エフネの子カレブの所有地となって今に至っている。カレブがイスラエルの神エホバに心から従ったからである。ヘブロンの以前の名前はキルヤト・アルバだった。(アルバはアナク人の間で最も偉大な人だった。)その土地は平穏で、戦争はなかった。」(ヨシュア14:6~15)。
上の聖句に記されている通り、カレブは自分の神エホバに心から従ったこことを述べ、かつ、モーセがヨシュアに言った言葉、「神エホバに心から仕えた」と伝えています。カレブも神エホバを心から愛し、心の賢い人であったことが分かります。そのためヨシュアはカレブに祝福を願い求め、ヘブロンの土地を与えています。その土地は平穏で、戦争はなかったことが記されています。神エホバの祝福が豊かに注がれたことが分かります。
聖書には、引き続きユダの氏族のために与えられた土地について記されていますので、次回にお伝え致します。
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花冷えの 日となり急ぎ 眼科出る 今日の一句
里山の「山ツツジ」