曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

日前(ヒクマと読みます)の海岸

2011年02月06日 | 日記

今日の花

オオイヌノフグリ(2月5日)

暦通り、昨日から急に春めいてまいりました。虫たちが活発に動いています。

 


 昨日はジャムズガーデンに用事があったので日前(ひくま)へ行きました。暖くみに誘われて海の方へ出てみると霞に(黄砂)少しくすんだ風景は春を感じさせました。

ジャムズガーデンの近くの浜辺


もうすっかり春の海です。快晴でないのがかえって良かったかもしれません。


ずいぶんお家ができました。


まだ開店前でしょうか。ジャムズガーデン

今は誰もいない海。

 


日前の港


漁港というのは生活の匂いがしみだしていて好きです。ずっと前のことですが静岡の焼津の港のすぐそばにあるホテルに泊まったことがあります。柑橘の会議があったのになぜか港の近くに泊まれて私は大喜びでした。翌日の朝は5時前に起きてホテルを抜け出し港の散策に出かけました。漁業の仕事は朝が早いので港の周りではすでに多くの人が働いていて市場も荷揚げ場も活気にあふれていました。普段瀬戸内の私たちのところでは見られない珍しい魚を興味深く観察させていただきました。東京の築地の市場も大好きです。最近の築地の市場は外国人を含めて東京の観光スポットになっているらしいですが昔から私は大好きでした。


日前ではタコ壺漁が盛んなのでしょうね


左端に荘厳寺の屋根が見えます。 後は嵩山(裏富士みたいなものです。)


釣り人は何処にでもいるけど、この港には蒼鷺が見当たりませんでした

 


浮島への連絡船


この待合室のある所は駐車場にもなっています。島の人は大島側にも車を置いておくようです。


大きな荷物をさげて連絡船に向かいます。大島にも橋ができる以前には私たちも大畠駅から連絡船の桟橋まで荷物を持って急いだものです。


客室に荷物を置いたお客は船尾に集まっていました。みんな顔馴染なんでしょう。


最近私は浮島へ行っていないなー。  一日大島でヒマつぶしの出来る人は是非浮島へも行ってみてください。

 


 

 港には鳥がつきもの、撮らぬわけにはいきません。最初は波止の上でくつろぐカモメ達にチョッカイをだし、カモメを撮っていると突然足元の河口を沖に向かってはばたき始めた鳥がいて急きょそちらにカメラを向ける。心の準備ができていないからうまく撮れていないけれど、今のは何の鳥だったのだろうとしばらく興奮の余韻が残りました。確かに今のは水面を走っていたよな。てな具合で鳥も結構面白くなってきました。

カモメ達はあまり人を恐れないので撮りやすく、長い時間見ていました。

 


走っています。

ようやく離水。 カモメに比べると胴体の割に翼が小さいようです。

実際には3羽の鳥が川の中を滑走していたのですが1羽しか捉えることができませんでした。

 

また逃げられてしまいました。

 

Nature  Photograph