曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

山口むしの会

2011年02月27日 | 日記

今日の花

お休みです。


 昨日から今日にかけて山口県徳地にある国立青少年自然の家で山口むしの会の総会がありました。昨年入会した私としては初めての参加でした。どちらかと言うとマニアックな会なので存在すらご存じない方も多いと思いますが、会員は現在家族会員や法人を含めて130名ほどで、九州や大阪に住んでおられる方もあるようです。 総会参加者は30名あまりでしたが例年より少し少なめだそうです。先に会員の最近の活動報告や研究発表がありその後総会に移りました。
 山口県内の蝶に関する研究発表がありましたが、私としてはこれが最も関心のあるお話でした。県内で確認されている蝶の種類は約120種だそうで、そのすべての種について写真がプロジェクターで映しだされそれぞれの解説がなされました。私が大島の蝶について写真撮影を行っていますが今のところ60種くらいです。

 総会の会場には女性会員の方が昨年ペルーに行って採集された蝶の標本が展示してありましたが日本の蝶と違って非常にカラフルで原色に近い色を持ったもの模様の奇抜なもの大型のものなど私には初めてみる素晴らしい標本でした。

 会場の「国立山口徳地青少年自然の家」は山口市徳地の少し奥にある「長者ヶ原」にあります。私は初めて訪れたところですが周りはクヌギや楢の林になっていて今時は落葉しているため明るい幹だけの雑木林が続いていて素敵な所でした。この長者ヶ原は蝶の宝庫でもあるらしく春から秋までの間には70種くらいの蝶が見られるそうです。

 

最初は大島から出て玖珂に向かう途中周東町祖生のあたりでしょうか、高い山が「高照寺山」だと思います。


 

徳地青少年自然の家の周辺


なかなか見事なクヌギです


建物はすべて改装中


 

山口むしの会総会

   

   

   

   

   

翌日の朝

   

   


 

ペルーの蝶

 


会員の方が持って来て見せてくれた珍しい蛾


羽が退化して飛べないで這いまわるだけの雌  


上の蛾とは別種

二つとも今頃の寒い時期に発生する珍しい蛾だそうです。

 

お誘いと情報

「山口むしの会」は虫に興味・関心のある方ならどなたでも入会・退会は自由にできるそうですのでよかったらご参加ください。入会はちょっとと言われる方も活動内容や新しい情報がだれにでも利用できるようにホームページがありますので「山口むしの会」で検索してみてください。

虫のことで何か知りたいこと(名前が分からない・生態について知りたいことがある・そのほか)があれば会員の中にはかなり専門的な方もいらっしゃいますので教えていただけると思います。