写真の整理をしていたらすごいものが出てきました。
先月の20日の撮影フォルダを開いて整理していると夕方6時ごろ撮影した海の風景写真が出てきました。思い出してみると、畑からの帰り道沖を眺めると前に見える四国が珍しくくっきりと見えました。いつもカメラは車に積んでありますので愛媛の方を何枚か撮って帰りました。その夜パソコンに取り込んでそのままになっていたのです。それを今日編集・整理して見ると、安下庄湾の西側安下崎寄りの方には愛媛の佐田岬があって、半島の山の上には発電用風車が見えます。その下のあたりを拡大して見ると原子力発電所の青いドームが写っているではありませんか。普段は霞んでいるので発電所あたりは肉眼では見えません。それで気にしたことはなかったのですが、私たち安下庄の住民は原発の見える所で暮らしていたことに気がつかなかったのです。理屈では見える範囲だとは分かっていても今まで直に見たことはなかったのです。こうして原発が写真に写っているとやはり生々しいですね。
原子炉の格納されたドームが二つ見えます。
半島の山頂にある発電用風車群
佐田岬が右方向へ続いています。肉眼ではこの写真よりもう少し小さく見えます。矢印の所が原子力発電所。
正面が愛媛 半島の付け根あたり、伊方町でしょうか。
もしも原発で事故があったら、とくにそれが夏であったら南風が吹くので放射能はあっという間に私たちの町までやって来るでしょう。