嘉納山にて(8月14日)
先日8月14日の写真をまだ整理しています。その中からツマグロヒョウモンを選んでみました。ツマグロヒョウモンは暖地では比較的ポピュラーな蝶で庭に植えたパンジーなどにもよく付いて繁殖します。この蝶もこの数十年日本をだんだん北上しているそうで20年くらい前までは関東地方にはいなかったと聞いています。また、雄と雌とが模様の違うのも特徴です。
こちら大島では以前に比べてこの何年か見かけるのが少ないような気がするのですが何か天敵が増えているのでしょうか。
ツマグロヒョウモンの♀が山に生えているツボスミレに産卵していました。産卵数は記録によると1000個を超えることもあるそうですがその割に増えないですね。撮影している間にも次々と場所を変えながら産卵していました。
ツマグロヒョウモン ♀
葉裏に産卵中
産んだばかりの卵
ツボスミレ
ツマグロヒョウモン ♂
こんなによれよれのツマグロヒョウモンもいました。