曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

秋型ウスイロコノマチョウの誕生

2012年11月03日 | 蝶の飼育

今日の花

ご近所の花を撮ってきました。花盗人です。

 


 パソコンの不調と仕事の忙しさでブログのアップをしばらくお休みしました。その間も当店をのぞいてみてくださった

方々にはご無礼の段お詫び申し上げます。

久々のアップなので何から載せようか迷うところですがやはり蝶マニアの私にとって今年最大の事件ウスイロコノマチョウ

の飛来に関することでしょうか。迷蝶のウスイロコノマチョウを近所のコンビニで見つけたことは以前書きましたがその後

その蝶の子供たちをずっと飼育してきました。最初の子供が蝶になりその子供を大量に飼育したところまで皆様に報告し

たと思います。その後その蝶たちの子供が生まれ10月中に成虫になりました。3度目の羽化でついに秋型のウスイロコノマ

チョウが生まれたのです。前回の飼育時は200頭以上の成虫が生まれましたが今回はわずか4頭です。その4頭のうち

1頭は私が羽化したことに気づかず死なしてしまいました。現在のところオス1頭とメス2頭を飼育しています。

今日はその3回目の飼育について写真で経過をお見せします。

 

 


今日の音楽

モーツァルトのオペラ「魔笛」より、タミーノのアリア

 

Placido Domingo - Dies Bildnis ist bezaubernd schön (Die Zauberflöte)

 

 


秋型のウスイロコノマチョウが生まれるまで

 

 

交尾とたくさんの卵 

 

この幼虫は行方不明になりました 

 

たくさんある卵がなかなか孵化しなくて諦めかけていたのですが4匹ほど幼虫になりました。 

 

3齢くらいでしょうか。 

 

 

脱皮直後の幼虫 

 

終齢の幼虫

 

この日一つが蛹になりました。すぐ上の写真の幼虫ではありません。 

 

少しおくれた最後の幼虫。ようやく前蛹になりました。二つ上の写真の幼虫です。

 

この蝶は私の気づかないうちに羽化していました。 蛹もどこにあったのかわかりませんでした。羽表のオレンジ色の

紋が鮮やかできれいです。メスの模様はクロコノマチョウと似ています

 

 

先ほどの蛹が羽化しました。この蝶は10月11日に蛹化していますので羽化するまでの期間が10日間でした。 

 

最後の幼虫で前蛹だったのが蛹になりました。

 

2頭目のメスウスイロコノマチョウです。 

 

最後の蛹が羽化しました。オスでした。 日付を入れ忘れましたがこの写真は10月26日です。

 

 

 

柿を食べています。  餌にみかんの腐ったものや熟した柿やブドウやリンゴの皮などを与えています。

 

ポカリスエットを吸水しているところ。

 

11月3日の飼育箱の様子です。下2頭がメスで、上のがオスです。 寒くなりましたがもしかしたらメスの

産卵があるかもしれないのでジュズダマを一鉢入れてあります。寒いので交尾もあるかないかわかりません。

 


できれば来年の春まで飼育してみたいと思っていますができるでしょうか。玄孫(ヤシャゴ)が生まれるかどうか楽しみです。