曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

春の大潮 干潟に鴨の群れ

2013年03月27日 | 日記

今日の花

周防大島の県道4号線 安下庄から小松までの南側の海岸道路です。周防大島では島の北側を通る国道437号線の方が幹線道路として整備されほとんどの人がこちらの道を通ります。私たち安下庄に住む人間にとって大島大橋までの距離は南側を通っても北側の国道を通っても大して違いません。ただ県道4号線は整備が遅れていてカーブの大きいところや道幅の狭いところなどがあってやや走りづらいところがあり、私たちも急ぐときは北側の国道を走ります。

でも、のどかな島の風景を楽しみたい人にはこちらの県道4号線をお勧めします。写真は秋と家房の間ですが毎年菜の花がきれいに咲いて春らしさを楽しませてくれます。

 


 今日は朝から冷たい雨が降っていて先日からの暖かい春はどこへ行ったのといった感じです。本日の海岸風景は15日にアップする予定でしたが15日にはギフチョウが羽化するというハプニングがありましてこの干潟で遊ぶカモたちの写真は没になってしまいました。ほとんどお蔵入りになるところでしたが今日は一日雨で少し暇だったものですから蔵から出してブログへ載せることにしました。場所は柳井の海岸で普段行ったことのないところです。火力発電所に大きなLNGタンカーが接岸していたのでそれを見に海岸まで出てみたのです。この日は春の大潮で干潟が大きく現れていました。LNGタンカーよりも鴨の群れの写真を撮る方が面白そうなので急きょ望遠レンズに取り換えてカモたちのいるところへ近づいてゆきました。カモの仲間は安下庄で見かけることはほとんどありませんので種類はわかりません。幸いなことに私のことをあまり恐れる様子もなくひたすら海藻のアオサを食べていました。注意してよく見るとカモにも二種類いるようです。写真マニアの中でも鳥屋さんは大きな長い望遠レンズにしっかりした三脚を使っているのをよく見かけますが私は虫屋ですから望遠はあまり使いません。でも鳥が飛ぶのを撮るのは好きです。昨日のハイタカもなんとなく撮りましたがいい写真にはなりませんでした。

 


柳井火力発電所とLNGタンカー


 


ヒドリガモ


カモたちの向こうでは潮干狩りを楽しんでいる人もいました。

鳥はカップルでいることが多いようですね。

最初は気付かなかったのですが別の種類のカモが混ざっています。ヨシガモでしょうか。

カモメが1羽だけ一緒にいました。セグロカモメかな??

 

 

何に驚いたのか突然一群れが飛び立ちました。チャンス です!  ピントを合わせる間がありません。

沖に向かうのかと思ったら水際でみんな降りてしまいました。

頭の黒っぽいのが(緑色)ヨシガモではないかと思います。

 

その時私の前に突然トビが現れました。足に何か掴んでいます。

捨てたようです。

ウミネコではありません。

 

一羽いたシラサギが飛び立ちました。

 

 

少し離れた別の海岸です。

この群れはかなり遠くにいたので詳しくは撮れませんでした。

15mmで撮るとこれくらい遠くにいるのです。潮干狩りをしている人がどこにいるか見えますか。