今日の花
大島でも染井吉野がほぼ満開ですが山桜も一緒に咲いていてとてもいいです。向こうに見えるのは大島商船学校の練習船で、その後ろに見えるのは馬の背山です。大変山桜の多いところですがこの花の時期でないとわかりません。
天気の不安定なこの頃ですが、今日は天気予報によると高気圧に覆われ良い天気だということで山へ春の妖精たちを見に行きました。春の妖精と言うのは早春に現れて一年のうちで春だけしか見られないチョウのことを言います。そんな春にだけみられる蝶の中でギフチョウ・コジャノメ・ミヤマセセリなどが今日の目的です。多くの蝶マニアの人たちにとって一番春の出現が待たれる蝶はやはりギフチョウではないでしょうか。毎年ギフチョウの初蝶が現れる日にちを予測して当てるゲームのようなことをやっている人たちもあるとか聞いたことがあります。それくらい待ち遠しい蝶なのです。
今日は好天に恵まれ、目的のギフチョウ・コジャノメ・ミヤマセセリすべてに出会えました。その他、見かけた蝶はベニシジミ・ルリシジミ・モンシロチョウ・テングチョウ・キタキチョウなどです。
今日の音楽
バロック音楽特集18 ヘンデル・ハープ協奏曲 Harp Concerto in B flat major, Op.4, No.6, HWV294
ハープの柔らかな音色は春にピッタリかも。
春の妖精ギフチョウ
3月のギフチョウ 今年は出現が早いですね。
コブシ
ミヤマセセリ
何の花でしょうか
コツバメ
この時期午前中気温が低いので多くの蝶は日光浴をしますが、コツバメは羽に日の光が直角に当たるように羽を斜めに倒します。
コツバメの飛翔
コツバメという蝶はとまっている時にはほとんど羽を開くことがありません。そこで羽表の写真を撮るためには飛んでいるところをとらねばならないのです。他のシジミチョウに比べても飛び方がとてもすばしっこくて飛翔写真は難しい部類です。みんなピンボケですみません。
春の山中
生まれたばかりのベニシジミ
越冬したテングチョウ
その他
本当にいい春の一日でした !