今日の花
アボガドの花
都草
昨日南津海の収穫が終わり、ギフの幼虫もみんな終齢になりましたので夕方遅くなったのですが発生地の山に幼虫を返しに行きました。日の長い初夏ですから夕方7時前でもまだ明るくて活動ができます。でもこの時間ですから林の中へ入るのはかなり注意が必要です。じめじめした林の中ではマムシにしょっちゅう出会います。踏みつけたり脅かしたりしなければ彼らもかみついたりはしません。だから「こんばんわーおじゃましますよー」てな具合でこちらの方がへりくだりよーく注意して歩けば問題はありません。
山の中では時々珍しいものを見つけてうれしいものです。薄暗い林の地面に青白く光るようなものを見つけました。落ち葉を持ち上げるようにして現れたギンリョウソウです。まあその方は後にして、ギフの幼虫をカンアオイのもとに返すのが先決です。終齢とはいえ蛹化までにはモリモリ餌を食べますのでよく茂ったカンアオイを見つけてそのもとに返してやりました。「みんな無事に来春まで生き延びるんだよ。」そして私たち蝶蝶オジサンを楽しませておくれ。てな具合です。
帰る前にギンリョウソウの写真を撮ってきました。全国どこにでもあるものですがうまく出会うことは稀です。まだ明るいとはいえ林の中の夕方7時ですから光はまったく足りませんのできれいには撮れませんでしたがご勘弁ください。
林の中のギンリョウソウ
この一枚だけフラッシュをたいてみました。
フラッシュをたくと確かにきれいになりますが影ができるのがねー。
山に返したギフの終齢幼虫
家の前に産み付けられたナガサキアゲハの卵
もうすぐ孵化ですね