今日の花
スカシユリ 百合と言えば歩く姿の美しさに譬えられていますが、どうしてでしょうね。
6月になってわたしは毎日まーいにち弓削瓢柑と南津海をながめて暮らしていました。この頃になってそのような日々からようやく解放されてきました。
6月の一日に弓削瓢柑の収穫についてブログを書きましたが、その時積み上げられていた弓削瓢柑の入ったコンテナは今はもうほとんどなくなりました。みんなどこへ行ったのでしょう。クロネコさんのトラックに乗って全国のお客様の所へ旅立って行きました。
お客様から弓削瓢柑の食べ方についての画像をいただきましたので何点かご紹介します。最初は銀座のある御料理屋さんでデザートとして使われた弓削瓢柑です。珍しい弓削瓢柑を見た目に楽しく、簡単でおいしく食べられる工夫がなされています。板前さんの手際はさすがですね。召し上がったお客様もたいそう喜ばれたそうです。
今日の音楽 (らんらんさんより)
チャイコフスキー 「ヴァイオリン協奏曲 第1楽章」 violin:五嶋みどり
いい曲ですよね。みなさん弓削瓢柑に似合うと思いません。
ある方に弓削瓢柑を差し上げたところフランスのボルドーワインで五大シャトウの一つシャトウ マルゴーのようだと評してくださいました。らんらんさんは弓削瓢柑を音楽に譬えるとTchaikovsky - Violin Concerto in D major, Op 35のようだと言ってくださったのかもしれません。
私の勝手な解釈かもしれませんがありがとうございました。中ほどのカデンツァをハイフェッツ以下いろんな人の演奏と聞き比べてみました。 ついでに2楽章も聴きました。また夜更かしです。
デザートとして出された弓削瓢柑
縦長の弓削瓢柑が横に三つに切ってあるのが分かりますか。
枝葉の付いた上部を取ります。するときれいな果実の切り口を見ることができます。
底の部分に対し輪切りの果実が蓋になっています。そしてその輪切りはそのままお客様に召し上がっていただきます。弓削瓢柑の果皮は癖が無くそのまま食べることができます。
お客様は皮ごと生の弓削瓢柑を味わわれたようです。
底の部分はどうなっているのでしょう。
下半分の果肉を取り出してそれでゼリーを作って、底の部分の果皮を容器にしてあります。
そのままゼリーを食べるのではありません。
上半分の果実を手で搾って生の果汁をゼリーにかけて食べるのです。
何と贅沢な食べ方でしょう。
ゼリーを作る時に熱を加えると弓削瓢柑の香りが飛びます。そこで生の果汁を搾り込んで香りとフレッシュさを補うのかもしれませんが一流の板前さんの工夫はさすがですね。私もこんなデザートを食べてみたいです。