今日の花
教会のミモザ
寒い日もありますが3月になるとさすがに陽射しが違いますね。みかん畑には土筆がたくさん覗いていました。何年か前のことですが東京から来られた若い女性の方がみかん畑らびっしり生えている土筆を見て「わーすごい ! 」と感嘆の声を出していました。「東京では小さな一束が500円くらいするんですよ。」と。春そのものよりお金換算に驚いたのでしょうか。田舎の土筆はお金にはなりませんし取って食べる人もありません。季節のものですから私も少しだけ持って帰ることがありますがカミさんにやな顔をされます。
そして春になればヒヨドリたちが繁殖のため北へ向かって飛び立ちます。越冬している間はバラバラで暮らしていますが北へ帰る間際には群れを作り食べ物を見つけると荒食いをします。野菜畑やみかんの木が灰色に見えるほど沢山のヒヨドリが集まっていることがあります。我が家の家の前にある南津海の畑は防鳥ネットが被せてありますが、一部枝が外にまで伸びてきて果実がネットの外へ出ている所もあります。家の前なので普段は危険を冒してまで食べに来ないのですが、旅立ちの直前になるとそんなことは言っていられません。追っ払っても追っ払ってもすぐに戻ってきてしつこく食べます。私の方が根負けしますけどね。
春の日差しに土筆
水たまりにはカワニナがのろのろと
側を流れる小さな溝のような川には以前はゲンジホタルが沢山いたのですが川をコンクリートで固めてからは全く見なくなりました。エサはまだあるのだから帰って来てほしいです。
旅立ち前のヒヨドリ
ヒヨドリたちはアホなのか勇敢なのかわかりませんねー。