曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

実りの秋

2017年09月14日 | 日記

今日の花

マルバルコウソウ  (ヒルガオ科さつまいも属) 

 とてもかわいいきれいな花だと思いますが、秋になるとみかん畑の中で蔓をどんどん伸ばしてみかんの木や何にでも手当たり次第登って行きます。8月頃畑で芽を出したものがあっという間に3メートルも伸びてみかんの木を覆うことがあります。すごい成長力です。このようにたくさんの小さな花をつけるのですが、秋になるとこれまたすごいスピードで種を作ります。そして畑一面に種を播き散らし、翌年また夏になると一面に芽を出してみかんの木に登ろうとします。このサイクルを断ち切ろうとするには種を作らせないことが一番良いのですが、できません、いつも負けてばかりです。

 


いつの間にか秋ですね。 

 昨夜ジャム屋さんから青蜜柑の催促がありました。もうそんな時期になったのですね。5月にみかんの花が咲き、みかんは少しずつ大きくなってきましたが食べられるのはまだ先のことです。青蜜柑でジャムを作ることを提案したのはわたしですが、青蜜柑には熟したみかんと違った成分や香りがありジャムやマーマレードにするとみかんには無い魅力を発揮します。収穫時期は早すぎてもいけないし、遅いとみかんは熟れてしまいます。これから10日間ほどの間がいいものが出来るようです。今朝は試験的に少しだけ青蜜柑を収穫してみました。

 

午後には栗園に行ってみました。もう栗の実が落ち始めているはずです。落ちた栗をそのまま置いておくと全てイノシシが食べてしまいます。イベリコ ブタはドングリをブタに食べさせますが、栗の実はイノシシにとって大好物のようです。次の日の朝までに全て食べて1個たりとも残しはしません。

久し振りの栗園ですからまず草刈りから始めなければなりません。刈った草を取り除き、落ちている古いイガを捨てて栗園の下はとてもきれいになりました。イノシシも今夜からは歩き回るのがとても楽になることでしょう。

栗拾いの初日の今日はほんの少ししかとれませんでしたが、明日は今年初めての栗ご飯がいただけるかもしれません。私が作るのでないので、かも知れないということです。

 

 


青蜜柑の収穫

 

このみかんは無農薬栽培です。

 


午後の栗拾い

 

今年の栗は少し粒が小さいようです。

 


消えた小鳥の雛

栗園から帰って、日暮れ前に昨日見つけた小鳥の巣を見に行きました。昨日の午後には、ふかふかの産毛に包まれた4羽の雛が巣の中にいたのですが、今日はそっと近づいても何の反応もありません。巣の中は雛の姿は見えず空っぽでした。残念です。

 


写真のお遊びを一つ

 

1個の実を撮ったものです。わたしは何でしょう。