曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

夜の町で寒行の人たちに出会いました。

2019年01月23日 | 日記

今日の蝶たち

 昨日またアサギマダラの羽化があり3頭になりました。今度生まれたのはオスでしたが、羽化がうまく行ってほとんど完全な形で生まれました。蛹から脱皮することは大変なエネルギーの要ることなので途中で事故のあることも多ないので、なんとか無事に生まれると本当にうれしくなります。2頭目の時のように前足に爪が無くて蛹殻にどうしてもうまくつかまれないで必死でもがいている時に私は手助けができません。ついに蛹から落下してしまったのですがそれを拾い上げても、もう完全な羽の形を保つことはできませんでした。飛べない体になったのです。生きれるだけは生かしてやりたいので餌のやり方を工夫しています。今日は椿の花を分解して花弁の根元の蜜のあるところを露出して与えてみました。与えるとすぐに吸蜜管を差し込んだので多少は蜜を吸うことができたのかもしれません。

 

いつものようにお皿に砂糖水を入れて3頭に飲ませました。

 

 


 今年は冬は暖かいと何度も書きましたが、12月に少しだけ寒い時期がありましたがこの冬に我が家ではまだ氷が張ったのを見たことがありません。20日に大寒になりましたが寒の内という気がしません。それでも今日初めて町で日蓮宗の寒行の行列に出会いました。太鼓をたたき念仏を唱えながら街を歩いて行きます。先導の人は今でも提灯を下げていました。この寒行は寒の入りから始まり、寒の明ける立春で終わります。毎年のことですが、この時期になると日暮れ時から太鼓の音が聞こえてきて、わたしなんか今が一番寒い時期なんだなあとの感慨に浸るのです。そして立春がもうそこまでやって来ているのを感じます。

 

信者の皆様 大変でしょうが頑張ってください。皆様は安下庄の東の端から西の端まで片道2~3kmを毎晩往復されます。