曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

アサギマダラの様子を見に

2023年09月15日 | 日記

今日のキノコ

キノコ  秋ですね、森に入ると何らかのキノコに出会います。このようなキノコは胞子を飛ばして翌日にはしぼんでしまいます。先日の黄色いキノコは翌日栗園に行くともう萎れていました。

 


 今年の夏はとても暑かったのに不思議なことにアサギマダラの秋の産卵は早かったのです。8月21日にこの谷へ入ってみるともう産卵を始めていました。その後どうなったのか気になっていたので今日志土石神社の谷へ様子を見に行きました。アサギマダラの食草のキジョランには大きな幼虫が育っていました。キジョランの葉に真新しい食痕があるものの幼虫の姿の無い葉もたくさん見つかりました。この時期には鳥などの天敵も多く、見つかると幼虫は食べられてしまいます。それでも天敵の目をかいくぐって大きく育ったアサギマダラの幼虫は3齢と4齢になっていました。運がよければもう少しで蛹になれますね。

 


志土石神社の谷のキジョラン

脱皮して3齢になったばかりですが、この後自分の脱皮殻を食べます。自然界では無駄をしないようにできていますよね。

 

この幼虫は大きいですね、もう4齢でしょうがこのキジョランの株の葉はあと2枚しかありません。蛹になるまでに餌として足りるかな。

 

このように真新しい食痕があるもののこれを食べたであろう幼虫の姿が無い葉が沢山あります。産み付けられた卵のうち無事に大きく育つのはわずかなものですね。

 

大きい方の幼虫は餌が足りない可能性が高いので家に連れて帰って飼育することにしました。

 

帰り道の海の風景

小水瀬と青島です。どちらも今は無人島です。

まだまだ夏の雲ですね。四国の上には入道雲ができています。

 

道路わきには彼岸花が土の中からのぞいていましたが開花迄もう一息でした。

今年は夏が暑かったので開花が遅れているのでしょうか。いつもならもう咲き始めているはずなのですけどね。