今日の花
シクラメン
正確には去年の花です。(この写真はヤラセです。カバマダラはシクラメンには行きませんでした)
昨年の冬は部屋の中で南国の蝶カバマダラを飼育していました。毎日蝶たちの世話をしたり観察したりで真冬でも家の中は常夏の南国のようでした。それに引き換え今年は厳しい寒さで中晩柑橘類は大被害を受けるしチョウは何も居ないし周りの環境は大違いです。
3月1日 今日は曇りと小雨の一日で写真は何もありません。昨年を思い出してカバマダラを載せてみました。
昼間の蝶
夜の部屋の中の蝶
トウワタに付いたカバマダラの蛹
トウワタの蜜も良く吸いますがポカリスエットも良く飲みました。
夜寝る前には全員そろっているか点検しなければなりません。昼間のうちに二階の方や台所まで出かけているのもいましたし。行方不明になり見つけることのできなかった蝶は何日もたって見つかった時には死んでいたり(本箱の裏で見つかりました)など大変でした。多い時には10頭もの成虫が飛びまわっていました。
すっかり春の装いになりましたね。リニューアルして、春の野原の奇麗なバックになりました。
やっぱり蝶調さんは 蝶々さんですね。
一番安心してみられるし、すごく奇麗。写真が生き生きしています。
カバちゃんは 今まで見たことが無かったのに、こんなにいるなんて、・・・。
しかも、家の中に飼っているなんて・・・。
蝶博士 の道をまっしぐら・・・、ですね。
そんなお家は初めてです。
蝶調博士さまくらいになられると、10頭を個体識別できるのでしょうか。
なぜかというと今まで3月になって大寒波が来たことはないからです。
今年は一月に二度も寒波がやって来て柑橘類には大きな被害が出ました。
自然を相手に仕事をしている私たちは自然から大きな恵みをもらいますが時にはひどい仕打ちにも会います。
ここ数年台風の襲来がないことを喜んでいたのですが今年は予想しなかった冬将軍にやられてしまいました。
そんなことで3月という言葉は嬉しい響きを持っています。
昨年のカバマダラは冬の期間を本当に一生懸命生きていました。10頭の蝶は全て区別がてきたわけではありませんが特徴のある蝶は区別できるのもありました。夜寝る前に全員集めている時にあいつがいないなど分かる蝶もいたのです。飼育はとても楽しかったのですが3月に入るころには蝶たちはどれも羽がボロボロになってしまいかわいそうでした。終いには飛べなくなって物の隙間で死んでいたり花の上に載せてやっても吸蜜できず落ちてしまったりで、もう一息で春だと励ましたのですがだめでした。3月の半ばには全ての蝶が死んでしまいました。
「もう部屋の中での蝶の飼育はダメ」とカミさんからしっかりくぎを刺されました。
家の中で冬を越して、春になったら、外に放すのかな、と思っていました。
自然の生き物を、育てるのは難しいですね。