曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

2010年10月11日 | 日記
海辺にて 10月10日
 

かもめ
 今朝所用があって島の東部東和地区へ出かけました。大島の幹線道路は海岸沿いに作られていますので海を眺めながら車を走らせていましたが、最初に目に入った光景は今を盛りとする秋イリコ漁の漁船です。思わず車を止めてカメラを構えてみると、ちょうど網が絞り切られたところのようで、遠くてよく見えませんがきっと船に乗る漁師さんたちはイワシを逃がさないよう慎重にすくい上げているところだろうと思います。カモメ達はおこぼれを頂戴しようとずうずうしく船の側へ集まっています。でも、漁師さんたちは彼らには目もくれずとれた魚に夢中になっているのでしょう。




海鵜
 少し走って次に目に入ったのは岩礁の上で羽を広げて日に干している海鵜の姿です。時々見かける光景ですがちょっぴりユーモラスな姿にシャッターを押したくなりました。前のイワシ網の写真もこの度の海鵜も何せ距離が遠く本日望遠を持ってこなかったのが悔やまれました。



渡りのヒヨドリ

 さらに行くと、海岸で渡りの途中であろうヒヨドリの群れに出会いました。多くの渡り鳥は旅する時大きな群れをつくります。壮観ですね。夏を北国で過ごしたヒヨドリたちは毎年今頃暖かくて食べ物の豊富な南国を目指して南下してきます。このまま大島に居つくもの、さらに南を目指すものいろいろありますがこの群れはどうするのでしょうね。私たちみかん農家にとってはヒヨドリは目の敵です。柑橘類が大好きで園主に断りもなくみかん園に入って食べ放題です。今年のミカンは作柄が裏にあたり結実量が大変少ないのですがこの上ヒヨドリの大群に訪問されてはたまったものではありません。

 人は昔から大空にあこがれ、鳥たちのことを羨ましく思ってきました。私も子供のころ空に憬れ飛行機のパイロットになりたいと思ったことがあります。中学のころには近視になりいつしかそんな夢は砕け散ってゆきました。

 頭上を舞う鳥たちは美しく青空を背景に朝日を浴びて輝いていました。この瞬間を止めてみたいと夢中でシャッターを切りましたが、私は鳥をあまり撮ったことがなく、しかも望遠は持ってきていないとなると大したものは映っていないだろうと期待はしていませんでした。でもパソコンで編集してみると100mmでも鳥の姿は結構よく映っていて嬉しくなりました。












今日は何の日、そうです10月10日は「目の愛護ディ」です。

 私は今年になって白内障を患いよく目の見えない半年を経験しました。終いには路上で車を転がしていても次の信号が見えない、新聞は目をくっつけるようにしないと読めない、蝶の写真を撮りに行っても蝶がどこにいるかわからない。ついに意を決して手術してもらうことにしました。私の恩師の息子さんが眼科医をしているので相談したところ快く手術を引き受けてくださいました。8月に両目の手術をしていただいたところ子供のころの視力を回復した程良く見えるようになりました。本当にありがたいことです。愛護ディだけでなくずっと目は大切にしていきたいですね。

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1 コメント

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 (照れまん)
2010-10-12 16:12:03
こんにちはー

う~~~、う~~~んっ、海う~~っ!!

今頃の鰯船は 片口鰯でしょうか。

それにしても、ヒヨドリはすごい群れですね。
ものすごく増えている野鳥がいますよね。
そういうことで、また・・・・・。
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