雲月山についてはこれで3回目になりますが今日アップするゴマシジミが目的だったのです。ゴマシジミは年一回の発生で8月の半ばが最盛期ということなので、暑さの厳しい時期ではありますが私たちの所からは最も近い生息地の雲月山ならば2時間くらいで行けるので早起きして行ってきました。狙いは当たり草原にはたくさんのゴマシジミがいてホッとしました。しかもみんなまだ磨れていなくてとてもきれいでした。思う存分ゴマシジミの生態を写真に収めることができました。特にメスが吾亦紅の蕾に産卵している場面にはあちこちで出会えて興味深く観察してきました。
今日の音楽 (らんらん)
Sting 「Fields Of Gold 」
http://www.youtube.com/watch?v=KLVq0IAzh1A
深い草の中で「こりゃあまずった」と思いましたが進むしかありません。勇気を持って!
雲月山のゴマシジミ
吾亦紅の花に産卵
吾亦紅の花 ゴマシジミはこのような赤い花に産卵するのかと思っていたらごく若い蕾に卵を産み付けていました。この産み付けられた卵と蕾を持ち帰って観察したいところですがここは採集禁止となっていますので写真だけにしてあきらめました。それにゴマシジミは3齢までは吾亦紅の花を食べますが4齢以降はクシケアリの巣の中に持ち込まれてそこで蟻の卵や幼虫を食べて成長するという草食から肉食になるという変わった生態の持ち主ですから家での完全飼育は困難かもしれません。
早朝は草に止まったままであまり飛びませんでしたが、9時ごろになると盛んに飛び回り静止写真の方が難しくなってきました。
こうやって草の間を飛び回るのですが周りの環境がとても明るいので飛翔写真を撮るのも楽です。
たくさん撮っていると間違えてルリシジミを撮ってしまいました。
かなり磨れて鱗粉が落ちていますがこんな環境で珍しいので載せてみました。
ゴマシジミ♀の産卵です。
触角を下げて産卵ポーズになっていますがまだ卵は見られません。
この写真で初めて卵がお尻の所から出ているのが写っています。卵は蕾と蕾の隙間に挿しこまれるようです。産卵の写真はたくさん撮ったのですがこの時は私の目の前30cmの所で行われたのでマクロでしっかり撮りました。
これはオス?
交尾の場面は見られませんでした。オスが吾亦紅にいるメスを見つけて接近しましたがメスに拒否されました。ほとんどのメスは交尾がすんでいるのでしょう。
その他の蝶ではジャノメチョウが多く飛び回っていましたがそのほかの種類は少なかったようです。ヒョウモンチョウの仲間も夏眠中なのか見られませんでした。
http://www.youtube.com/watch?v=KLVq0IAzh1A
背丈より高い草むらの中を歩く蝶調さんのバックグラウンドミュージック
先日は saganhama さんご夫妻を お宅の方にご招待くださいまして ありがとうございました。
hamaさんご夫妻も とても喜んでおられたようです。
私が何もできないので、蝶調さんに お願いしてしまい、ありがとうございました。
hama さんの方のブログに 広島・山口の旅 が順次掲載されていますので、興味深く見させてもらっています。
ところで、ゴマのハエ の照れまんといたしましては、
ゴマシジミ と ヤマトシジミ の違いが判りません。
どう見ても、ヤマトシジミに見えるんですけど・・・?
どこが違うのでしょう???
蝶を求めて東へ西へ。蝶調さんのパワーを少し分けて貰いたいですよ。
マニュアルフォーカスで撮影されてると思いますが、デジイチでだからこその画像が撮れてますね。
産卵の瞬間の様子、初めて見させてもらいました。
ついつい素敵な音楽と居心地の良さに時の経つのを忘れていました。M先生も満足それたことと思います。
雲月山はとてもよかったですよ。
まだまだ暑いけど秋の気配があちこちに見えてきました。
そろそろ句会の準備が始まっているのではないでしょうか?
「蜻蛉」などはいかがでしょうかね。先人には私の好きないい句が沢山あります。
雲月山の草原にはススキや女郎花にトンボがいて素敵でした。
ゴマちゃんはヤマトシジミに模様が似ていますがとにかく大きいのです。ヤマトの倍くらいあって見間違えることはありません。
大島もずっと32度が続いています。それでもあちこちに秋の気配が感じられるようになりました。
相変わらず西に東にうろうろしている私です。
たしかにマクロの威力はすごいですね。人の目に見えないところまで写してくれます。